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長崎市で支付宝(Alipay)導入サービスを開始―日本ユニシスグループ

2017年11月1日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

日本ユニシスグループのキャナルペイメントサービスと長崎国際観光コンベンション協会は2017年11月1日、長崎市内の地域事業者(店舗や施設)に向けて、中国のモバイル決済サービス「支付宝(Alipay)」の導入サービスを発表、同日提供を開始した。中国圏からの訪日客から見て利用しやすい店舗を実現できる。

 Alipay(アリペイ)は、2004年に中国Alibaba Groupが設立したモバイル決済基盤である。各種のオンライン決済のほか、リアル店舗での対面決済ができる。中国国内の80万加盟店および海外の12万加盟店が採用しており、中国国内の実名認証ユーザー数は4.5億人(2015年度)を超えるという。

図1●支付宝(Alipay)包括加盟店の概要(出所:日本ユニシス)図1●支付宝(Alipay)包括加盟店の概要(出所:日本ユニシス)
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 キャナルペイメントサービスは、支付宝(Alipay)の決済サービスを提供している企業の1社である。日本ユニシスの中国系決済サービスおよびプリペイドカードなどへのチャージを行うチャージポイント事業を分社化し、2017年3月10日に設立された。

 日本ユニシスグループは、経済産業省の平成28年度補正予算「IoTを活用した新ビジネス創出推進事業(IoT活用おもてなし実証事業「ローカルプラットフォーム」実証)」の採択を受け、「訪日外国人旅行者が、周遊、飲食、買い物から決済までをスマートフォン一つで完結する日本の旅」の実証を行っている。

 日本ユニシスグループのキャナルペイメントサービスは、この実証において、長崎国際観光コンベンション協会と支付宝(Alipay)の包括加盟店契約を締結し、長崎市内の地域事業者(店舗や施設)に向けた支付宝(Alipay)導入サービスを開始した。

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