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日本オラクル、自律型の運用管理を提供するクラウド型のデータベース環境

2017年12月7日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

日本オラクルは2017年12月7日、都内で会見し、自律型で運用管理やチューニングを実施するクラウド型のデータベース環境「Oracle Autonomous Database Cloud」について説明した。部門システム開発に向けたエントリーレベルのサービスは提供済みで、2018年1月にはDWH(データウェアハウス)向け、2018年中期には大規模なOLTPやデータ分析に向いたサービスを開始する。

写真1●米Oracleでデータベース製品開発担当バイスプレジデントを務めるアシシュ・レイ氏写真1●米Oracleでデータベース製品開発担当バイスプレジデントを務めるアシシュ・レイ氏
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 Autonomous Database Cloudは、RDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)であるOracle Databaseをクラウド型で提供するサービスの1つである。最大の特徴は、Oracle Dtabaseが備えるチューニング機能や運用管理機能に加え、Autonomous Database Cloudのために新規に開発した運用管理機能群によって、データベースを自律型で運用できるようにしたことである。

 システム監視データなどをもとに自律的に判断して動作する運用管理機能が、データベースサーバーを要件に合わせて自動的にプロビジョニングする。自動スケーリング機能により、計算資源とストレージ資源を自動的に拡張する。パッチの適用やセキュリティアップデートも自動化する。スケーリングやアップデートは、システムを停止することなく実行できる。データベースソフト自身も、チューニングを自動化している。

 自律型の運用管理機能を備えたAutonomous Database Cloudは、パブリッククラウドのOracle Cloud環境か、あるいはオンプレミスにOracle Cloudの環境を構築して従量課金型で利用できるようにするOracle Cloud at Customerの環境で利用できる。自律型の運用管理機能を、買い取り型のミドルウェアとしてライセンス販売する予定はない。「自律型の運用管理機能によって、運用管理をOracle Cloudに任せられる」(同社)。

 Oracle Cloud上では、RDBMSのシステムとして、データベースサーバー専用機のExaDataをベースに使う。これに、新たに開発した自律型の運用管理機能を組み合わせてサービスとして提供する。部門システムの開発に適したエントリーレベルのサービスは提供済みで、2018年1月からは順次、DWH用途や大規模OLTP/データ分析用途のサービスを開始する。

 2018年1月に提供するDWH向けでは、データベースの自動チューニング機能を活用する。テーブルを設計してデータをロードするだけでよく、チューニングを自動でやってくれるという。インデックスやビューなどの定義は不要である。性能は、高度にチューニングしたDWHと同等以上であるとしている。拡張性は、計算資源やストレージを無停止で即時拡張できる。計算資源については重量型で課金する。

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