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郵送による本人確認をスマホのビデオ通話で代替、DDSが新種の本人確認サービス

2017年12月7日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ディー・ディー・エス(DDS)は2017年12月7日、スマートフォンを使ってオンラインで対面認証ができるサービス「どこでも本人確認」を発表、同日開始した。サービスの申し込み時にオペレーターとビデオで通話することで、本人を確認する。

 どこでも本人確認は、オンラインサービスの利用者が本人かどうかを確認するための本人確認サービスである。オンラインサービス事業者向けに提供する。最大の特徴は、ビデオ通話を用いた対面型の認証によって本人を確認すること。これにより、郵便送付による本人確認を、オンラインで代替できる。

図1●どこでも本人確認の概要(出所:ディー・ディー・エス)図1●どこでも本人確認の概要(出所:ディー・ディー・エス)
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 現状では、ネットユーザーがEC(電子商取引)サイトや民泊サイトなどで取引や決済を行う場合、様々な場面において、利用者の登録やログインなどの際に、本人確認手続きが必要になっている。特に、取引口座を開設するケースでは、転送不要郵便を送付するという、オフラインでの本人確認が必要になっている。

 今回DDSは、これまでオフラインでの本人確認が必要になっていた、セキュリティが重視されるケースにおいて、オフラインでの本人確認をオンラインの手段に代替するサービスとして、どこでも本人確認を開発した。ビデオ通話を利用してオペレーターと対面するという手法で、本人を確実に確認する仕組み。

 サービスの利用者は、サービスの申し込み時に、スマートフォンのカメラを使って本人確認書類(運転免許証など)を撮影し、オペレーターに渡す。オペレーターは、ビデオ通話での目視や質問によって、本人かどうかを判定する。本人を確認後は、生体認証を用いたパスワードレスでのオンライン認証規格であるFIDOに基づいたログインができる。

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