[新製品・サービス]

日立システムズと平山、中堅・中小規模の製造業向けに現場改善支援サービスを販売

2017年12月21日(木)IT Leaders編集部

日立システムズと製造コンサルティングやインソーシング(製造請負)事業などを手がける平山は2017年12月20日、両社の製品・サービス・ノウハウを組み合わせた「現場改善支援サービス」を発売した。トヨタ生産方式や生産管理システム、IoT、製造請負の活用により、品質・納期・生産性の改善を支援する。

 現場改善支援サービスでは、平山のコンサルタントが製造現場を調査・分析し、トヨタ生産方式に基づく改善策を提供する「現場改善コンサルティングサービス」と熟練スタッフによる製造請負サービス、さらに日立システムズの「FutureStage 製造業向け生産管理システム」やIoT関連サービスを組み合わせて提供する。

 これにより、IoTを活用した設備稼働状況や生産状況の見える化、システムを活用した生産計画・工程管理の徹底による品質向上と納期短縮化、生産性向上に向けての現場目線での改善案提案からシステム導入、製造請負、継続的な現場改善まで一貫して支援する。

 具体的には、平山のコンサルタントが設備の設置場所や在庫管理作業、棚卸し作業など、実際の現場や作業をビデオ撮影などを通じて診断・分析し、工場や生産ラインにおける現場の様々な問題点を抽出し、現場作業の改善案を作成する。

 現場作業の改善案を作成する際は、作業効率化を支援するシステムとして日立システムズの「FutureStage 製造業向け生産管理システム」やIoT関連サービスなどを活用する。センサーなどを設置し各設備の生産実績データなどを収集して、工程の進捗をリアルタイムに把握することで、ボトルネックになっている工程の改善を支援するほか、収集した生産実績データをシステムに自動入力することで作業効率の改善を図る。

 設備の累積稼働時間やショット数、振動数を把握することで、設備が故障する前の適切なメンテナンスも実施できるようになる。

 また、作成した改善案に基づき、平山の作業実施部門がユーザー工場の現場で「FutureStage 製造業向け生産管理システム」の台帳データや部品マスターの整備代行、IoT活用に向けたセンサーの取り付け、製造代行などをするほか、その後も継続的に現場改善活動を行う。

 日立システムズと平山は今後、中堅・中小規模の製造業向けに現場改善支援サービスを拡販し、2020年度末までに累計約50億円の販売を目標にする。「FutureStage」は、製造業や流通業などの生産管理や販売管理などを行う基幹業務システムのシリーズ製品で、主に中堅・中小規模企業を対象にしている。

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