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業種別にストレス傾向をまとめた統計分析レポート、NECソリューションイノベータ

2017年12月25日(月)IT Leaders編集部

NECソリューションイノベータは2017年12月22日、企業のメンタルヘルス対策を支援する「メンタルヘルスケアサービス」の最新版「Ver5.0」を発表、同日から順次提供を開始した。新版では主に、利用企業・団体のストレスチェック統計分析レポートを出力できるようにした。

図1●業種別ストレスチェック結果の例(出所:NECソリューションイノベータ)図1●業種別ストレスチェック結果の例(出所:NECソリューションイノベータ)
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 メンタルヘルスケアサービスは、企業のメンタルヘルス対策を支援するサービスである。「ストレスチェック」、「ラインケア」、「セルフケア」、「面接支援」の4つの側面から企業のメンタルヘルス対策を支援する。

 ストレスチェック機能は、従業員みずから自身のストレス状態をチェックし把握できる機能である。厚生労働省研究班が作成した「職業性ストレス簡易調査票(BJSQ)」をベースとしたストレスチェック機能を搭載し、ストレスチェック義務化法への対応を支援する。

 ラインケア機能は、管理職を支援する機能である。従業員のストレスチェック実施状況を、定期的に自動で配信されるメール情報で把握できる機能である。さらに、ストレスチェック結果を集計し、職場が抱えるストレス状態を分析できる。職場間比較や経年比較をグラフで視覚的に表示することもできる。

 セルフケア機能は、従業員の気分の改善を促進し、こころの負担を軽減する機能である。こころのケアに効果的とされる「認知行動療法(Cognitive Behavioral Therapy、以下CBT)」をベースにしたCBTスキルツールを搭載している。本ツールからの問いかけに対して、従業員が困っていることや解決したい問題を入力し、さらにツールが共感やねぎらいの言葉を交えながら問いかけを重ねることで、CBTの手法に基づいたメンタルヘルス支援を行う。

 面接支援機能は、産業医などの医療職者が面接指導を適切かつ迅速に実施することを可能にする機能である。本機能を使うことで、事業者と医療職者のシステム上での連携や、労働基準監督署への報告資料を作成できるなど、効率的な運用ができるようになる。

業種別にストレス傾向をまとめた統計分析レポートを販売

 今回の新版では、レポートを強化した。メンタルヘルスケアサービスは、SaaS型/パッケージ型合わせて約770社、約90万人の利用実績があるが、このうちSaaS型(約500社、約30万人が利用)のストレスチェックデータを元に、業種別にストレス傾向をまとめた統計分析レポートを2018年1月から販売する。このレポートを活用することにより。より効果的に職場環境を改善できるとしている。

 背景には、ストレスチェックが2015年12月に義務化され、多くの企業がストレスチェックを実施しているという状況がある。SaaS型サービスの利用者のストレスチェックデータを統計的に処理して分析した結果、業種別にストレス傾向に違いがあることが分かったという。これまでは、業種別のストレスチェック結果の平均値を表示していたが、より詳細な分析結果を職場環境の改善活動に活用したいというニーズが高まっていることから、レポートを強化した。

 統計分析レポートの掲載内容(予定)は以下の通り。

  • ストレスチェック平均実施率
  • 高ストレス者率
  • ストレス平均値(19尺度)
  • 曜日ごとのストレス平均値(19尺度)
  • 時刻ごとのストレス平均値(19尺度)
  • 年代ごとのストレス平均値(19尺度)
  • 高ストレス者と非高ストレス者のストレス平均値(19尺度)

 価格(税別)は、以下の通り。メンタルヘルスケアサービスは、パッケージ版が最安価プラン「セルフケア」で80万円、SaaS版が最安価プラン「セルフケア」で初期費用2万円、年額21万6000円。今回新たに提供する統計分析レポートは5万円で、メンタルヘルスケアサービスを利用していることが前提となる。

 販売目標は、メンタルヘルスケアサービスが今後3年間でSaaS型/パッケージ型合わせて200万人。統計分析レポートが販売開始後1年間で50社。

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