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GPUサーバー向けにラックあたり30kVAの電力を供給できるデータセンター、データドック

2018年1月9日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

データセンター事業者のデータドック(新潟県長岡市)は2018年1月9日、1ラックあたり最大30kVAの電力を供給できるハウジングサービスなど、GPUサーバーなどのHPCインフラの設置を考慮したデータセンターサービスの提供を1月2日付けで開始したと発表した。新潟県長岡市にある「新潟・長岡データセンター」で提供する。販売目標は、2018年度末までに20億円。

 今回新たに提供するデータセンターサービスの特徴は、GPUサーバーなど消費電力が大きなサーバーを高集積で利用する用途を考慮していることである。1ラックあたりの提供電力は最大30kVAで、床耐荷重は1平方メートルあたり3.0トンである。ネットワーク回線については、新潟と東京間が100Gビット/秒、新潟と大阪間が10Gビット/秒を確保した。

 サービスメニューの例(税別)として、ハウジング(コロケーション)サービスは、初期費用が10万円で、フルラック構成で月額16万5000円から。ストレージサービスは、ボリューム容量1Tバイトで、初期費用が5万円、月額3万5000円。回線サービスは、初期費用がシングル構成6万円、冗長構成12万円で、月額費用が共用で2万7000円(10Mビット/秒)から、専用で6万8000円(10Mビット/秒)から。

 インフラとして利用する新潟・長岡データセンターの特徴の1つは、寒冷地ならではの、外気と雪氷を利用した冷却である。年間を通じて、機械冷房をほぼ使用しない。データセンターの電力利用効率を示すPUEは1.19(設計値)であり、土地代や人件費などの削減分と合わせ、首都圏型のデータセンターと比べて38%のコストを削減できるとしている。

 背景には、人工知能(AI)やデータサイエンスへの関心の高まりがある。大規模なデータ処理を必要とするプラットフォームは、高速に演算処理が可能なGPUコンピューティングへと移りつつあり、GPUの活用用途も、ディープラーニング(深層学習)からHPC分野まで幅広い。これにともない、データセンターに対しても、電力供給量など、要求されるスペックが高まりつつある。

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