[新製品・サービス]

富士通、遠隔見守りで迅速な対応と介護スタッフの業務効率化を可能に

2018年1月10日(水)IT Leaders編集部

富士通は2018年1月9日、IoTを活用して居住者の生活の様子を24時間見守り、高齢者ケアをサポートする「FUJITSU IoT Solution UBIQUITOUSWARE 居住者の見守りソリューション」のサービスを拡充し、介護スタッフによる迅速な対応を可能にする「居住者の見守りソリューション リモートモニタリングサービス」の提供を、2018年1月下旬に開始すると発表した。価格は、1ID当たり2200円。

 「居住者の見守りソリューション」は、居室内に設置した音響センサー搭載の「リモートケアベース」でセンシングした生活音を独自のアルゴリズムで解析し、転倒の可能性など異常が疑われる場合には富士通グループのコールセンター経由で必要に応じて家族への連絡や居住者宅への駆けつけなどを行うサービスである。

 今回提供を開始する「リモートモニタリングサービス」は、入居者の介護レベルの重度化、人手不足、人的コストが課題となっている介護事業者のニーズに対応し、事業者自身による居住者の状況把握を支援するサービスである。適切な人員で迅速に対応できるようにする。

 巡回時まで気づくことができなかった転倒の可能性への迅速な対応などが可能になるとともに、定期巡回の最適化やスタッフ間の情報共有の効率化、複数施設の人員配置最適化など業務効率化を図れるようになる。見守りサービスを提供する様々な事業者は、同サービスと従来の居住者の見守りソリューションを多様な運用に合わせて選択できる。

 居室内で一定時間生活の気配がない状態や、異常音の発生、室内の温湿度の異変などのアラームをWebアプリケーションの画面一覧表示で確認できる。アラームは、スタッフのスマートフォンへメールで通知されるため、速やかな駆けつけ対応が可能になる。介護スタッフが同じタイミングでアラーム通知を確認できることによる定期巡回数やスタッフ間での情報共有の効率化、複数施設の人員配置最適化など業務効率化も支援する。

 また、居住者からの緊急コールや相談にいつでも対応できる緊急相談サービスをオプションで提供する。居住者がリモートケアベースの緊急ボタンや相談ボタンを押すと、管理事務所のPCや、スタッフのスマートフォンに直接電話がかかるため、速やかな対応につなげることができる。夜間や祝日など人員確保が難しい時間帯は、看護師が24時間365日常駐する富士通グループのコールセンターに転送することも可能だ。

 せき・いびきや呼吸の乱れといった日々のセンシングデータから分析した居住者の健康データを、施設の看護師などの介護スタッフがWebアプリケーションの画面で確認することもできる。

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