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アグレックス、住所情報に位置情報を付与する「AP-GeoMarker」をリリース

2018年1月10日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

TISインテックグループのアグレックスは2018年1月10日、顧客情報などに含まれる住所の情報から、地図上で活用可能な位置情報(緯度・経度)を取得できるソフトウェアライブラリ製品「AP-GeoMarker」(エーピージオマーカー)を出荷したと発表した。価格(税別)は、初期導入費用が270万円、年間データ更新費用が120万円。

 AP-GeoMarkerは、顧客情報や保有している施設情報などの住所に対して、位置情報(緯度・経度)を付与する、ソフトウェアライブラリである。番地・号までの住所に対して、位置情報を付与できる。

図1●AP-GeoMarkerの概要。住所情報に位置情報を付与できる(出所:アグレックス)図1:AP-GeoMarkerの概要。住所情報に位置情報を付与できる(出典:アグレックス)
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 番地表記などの表記の揺れも吸収し、住所情報はカタカナ表記でも構わない。旧市町村名の場合、新市町村名に変更して位置情報を付与する。年に2回データを更新し、最新の住所と位置情報を提供する。

 位置情報を付与した顧客情報と、災害マップや人口統計などオープンデータを組み合わせることによって、新規出店時のマーケティングといった用途に活用できるようになる。顧客と営業拠点の位置情報を組み合わせれば、営業活動の効率化といった効果も期待できる。

 アグレックスには、これまでに住所マスターや住所パッケージの開発/保守を通じて培った、住所活用のノウハウがあるという。

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