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NEC、トラフィックの特徴からIoTサービスを自動分類する「Context-aware Service Controller」

2018年2月8日(木)IT Leaders編集部

NECは2018年2月7日、ネットワークを流れるトラフィックの特徴からIoTサービスを自動的に分類し、サービスごとにネットワークを制御することで、ネットワークリソースの適切な割り当てを可能にする製品「Context-aware Service Controller」を発表した。主に通信事業者向けに提供する。販売目標として今後3年間でグローバル20社以上を掲げる。

 Context-aware Service Controllerは、トラフィックの時系列データからトラフィックの特徴を抽出して、IoTサービスごとに自動的に分類し、IoTサービスごとのネットワークの利用状況を可視化する。分類したIoTサービスごとにネットワークの帯域制御や優先制御ができるようになる。

 同製品を使えば、これまでネットワーク運用者が行っていた事前の設定作業が減る。トラフィックの特徴からサービスを分類する仕組みであるため、データが暗号化されていた場合でもサービスを分類できる。

 例えば、低遅延な通信が求められる自動車向けサービスと、広帯域な通信が求められる映像監視や映像配信など映像系サービスが同じネットワークを利用している場合、トラフィックの特徴からこれらを分類し、それぞれのサービスにリソースを適切に割り当てることができる。

 トラフィックの特徴を抽出して分類するためのソフトとして、ディープラーニング(深層学習)を用いたソフト「NEC Advanced Analytics - RAPID機械学習」を使う。

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