三井住友銀行は2018年2月23日、日本マイクロソフトと協働し、パブリッククラウド「Azure」上で動作する独自の対話型自動応答システム(チャットボット)を開発し、2017年8月から、行内の紹介応答業務での活用を開始したと発表した。
第1弾として、SMBC日興証券およびSMBCコンシューマーファイナンスにおいて、チャットボットの導入に向けたシステム開発に着手した。チャットボットは、利用者からの照会に対して、AIが自然な対話形式で回答を返すシステムである。
特徴の1つは、AI自身が学習データを生成して自己学習することである。これにより、学習データの生成にかかる労力を軽減できるうえに、システムの利用開始時点から高い精度を実現できる。
さらに、運用開始後も管理者に対して新たな知識登録を示唆する機能を備えている。これにより、AIを継続的に学習させられる。
システムは、三井住友銀行と日本マイクロソフトが共同で開発した。機能について、両社共同で特許出願している。
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