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キヤノンITS、利便性を向上させる機能を追加した設計業務支援ツールの新バージョンを発売

2018年2月28日(水)IT Leaders編集部

キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は2018年2月28日、3次元CADソフト「SOLIDWORKS」向け設計業務支援ツール「SOLiShie(ソリシエ)」の新バージョンの提供を開始した。利便性、管理・操作性を向上させる新機能を搭載している。

 新バージョン「SOLiShie Ver.8」は、SOLIDWORKS製品以外のソフトウェアのラインセンスを一括管理できる「FlexNetライセンスログ分析機能」と、SOLIDWORKSの図面ドキュメントを管理しやすくする「定型文入力機能」を新機能として追加した。

(図1)FlexNetライセンスログ分析機能
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 「FlexNetライセンスログ分析機能」は、フレクセラ・ソフトウェアのライセンス管理ツール「FlexNet」で管理しているSOLIDWORKS以外のアプリケーションのライセンスを見える化する。集計結果は、SOLiShieのユーティリティ機能のひとつである「SNLライセンスログ分析」と同じように表示される。

(図2)定型文入力機能
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 「定型文入力機能」は、あらかじめ登録した定型文を、SOLIDWORKSの図面ドキュメントの任意の位置に入力できる機能。定型文は編集可能で、既存の注記への挿入も可能となっている。

 既存機能の強化では、「SNLライセンスログ分析」のライセンスログ分析の対象を6種類から28種類に拡張した。製品情報管理機能の「SOLIDWORKS PDM」に登録されているドキュメントにプロパティ値を一括入力する「プロパティ一括入力」では、全コンフィギュレーション対象」と「ユーザー定義プロパティ含む」というオプションを追加している。

 SOLiShieは、SOLIDWORKSの設計業務を支援するツール群。モデリング、図面、ユーティリティ、データ管理、コンテンツ作成・解析、PDMという6つのカテゴリー全61機能を提供してきたが、今回の新機能追加で全63機能となった。

(図3)SOLiShieの機能群
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 キヤノンITSの保守契約である「SOLIDWORKS Subscription Service」に加入しているユーザーは、今回発表した新機能を含むSOLiShieの全機能を利用できる。未加入ユーザーはオンラインWebショップから、1機能あたり9800円(税別)で購入できる。

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