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NTTデータ先端技術、Hinemos 6.1の有料サポートサービス、ServiceNowやRedmineと連携

2018年3月27日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

NTTデータ先端技術は2018年3月27日、オープンソースのIT運用管理ソフト「Hinemos(ヒネモス)」の新版「Hinemos ver.6.1」を発表した。2018年4月1日からサブスクリプション型で販売する。価格(税別)は、年額80万円から。販売目標として、1年間で500本を掲げる。

 NTTデータ先端技術の「Hinemos(ヒネモス)」は、オープンソースのシステム運用管理ソフトウェアである。HTTPで通信する専用エージェントをインストールしたPCサーバー(Linux、Windowsなど)やSNMP対応のネットワーク機器を一元管理する。システム稼働監視、パッチ適用などデプロイ管理、ジョブ管理などの機能を提供する。

 新版では、これまで提供していたHInemosの一括サポートサービス(ソフトウェアの提供、アップデートの提供、トレーニング、各種サポートなどで構成)に加えて、ヘルプデスクやインシデント管理などのITサービスマネジメント(ITSM)製品と連携する「インシデント管理連携ツール」を提供する。

 インシデント管理連携ツールは、ServiceNow、Redmine、Jira Service Deskの3種類のITSM製品と連携する。障害発生の際に、連携先のITSM製品に対して障害対応チケットを自動で起票。連携先のITSM製品のCMDB(構成管理データベース)とHinemosの内部データベースを同期できる。

 新版では、インストールも簡易化した。これまでは、追加機能をインストールする際に、インストーラを実行するだけでなく、認証用のキーファイルを配置するなどの手順が必要だった。新版では、インストーラを実行するだけで自動的にキーファイルの配置などを実行できるようになった。

 新版では、Hinemosを体系的に学習するための有料の全機能解説講座「Hinemosトレーニングコース」の無料招待チケットが2枚付属する。新版に対応したHinemosトレーニングコースは2018年5月から開講する。これに合わせ、現行版(ver.6.0)対応のHinemosトレーニングコースは2018年3月末をもって終了する。

 なお、HinemosはGitHub上に公開されており、ダウンロードして利用できる。NTTデータ先端技術は2017年4月から、Hinemosを企業情報システムで使うためのサポートサービスを、サブスクリプション型で販売している。Hinemosの新版であるHinemos ver.6.1は、2018年2月7日にGitHub上で公開された。

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