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ユニアデックスとグリッドが機械学習を活用したITインフラサービスの開発で協業

2018年3月30日(金)IT Leaders編集部

ユニアデックスとグリッドは2018年3月29日、グリッドの機械学習/深層学習開発基盤「ReNom(リノーム)」を活用したITインフラサービスの開発・提供に向けて協業すると発表した。同日付けで協業を開始した。

 両社は、今回の協業により、ReNomを活用したAI開発や、これに伴うエンジニア育成などを通じて、「運用自動化による稼働率向上」、「自動応答による問合せ品質向上」、「障害予兆検知によるサービスレベルの向上」といった技術開発を進める。

 グリッドのReNomは、AI開発基盤である。深層学習、深層強化学習など、AI開発に必要なアルゴリズムをライブラリとして備えている。各ライブラリを組み合わせることで、比較的容易に自社のビジネスに適したAIを開発できる。Webサイト「ReNom.jp」では、AI開発を行うのに必要な基本スキルとして、チュートリアルや様々なユースケースを公開している。

 ユニアデックスはSIベンダーであり、IT基盤の分析・評価・設計・構築・保守・運用までのすべてをワンストップで提供している。ITインフラにおける品質向上や省人化などの課題解決に向けて、機械学習などの技術を用いたサービスの研究も進めている。

 協業の背景について両社は、ITインフラの構成要素が複雑化し、運用者に多様なスキルを求めていることを挙げる。「ベテラン運用担当者のノウハウが属人化していたり、障害対応履歴などのナレッジが有効に活用されていなかったりする課題がある」(同社)。

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