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[データマネジメント2018]

クラウドファーストの実現・実践に向けてデータ基盤はこう構築せよ

2018年4月19日(木)

爆発的に増加するデータをどう管理し、活用するかが企業にとっての大きな課題となっている。増え続けるデータに素早く対応し、将来的な利用範囲拡大や新しいテクノロジーの採用を視野に入れると、マルチクラウドを活用するのが最善だといえよう。この考えのもと、Talendが提唱するのがマルチクラウド対応のデータ統合プラットフォームだ。Talendで開発したアプリケーションは、クラウドプラットフォームを問わず実行できるポータビリティを備えているため、マルチクラウド利用における迅速なデプロイメントとメンテナンス効率向上をもたらす。今後の企業ニーズに応える同社のソリューションについて、Talendのソリューションエンジニア、井田孝氏に話を聞いた。

マルチクラウド市場のメリットと課題

Talend株式会社 ソリューションエンジニア 井田 孝 氏

 国内シンクタンクがまとめた国内クラウドサービス市場規模の予測によると、2015年度時点では1兆円だった市場が、2020年まで毎年前年比24%増で続け、2020年度には3兆4000億円に達すると見られている。またマルチクラウドの利用状況に関するグローバルな調査では、回答者の95%がクラウドを利用しており、その中でマルチクラウドを利用しているのは85%に達している。Talendの井田孝氏は「今後はさらにマルチクラウドの利用が伸びると予想されています」と述べる。

 マルチクラウド環境のメリットとしては、ベンダーロックインを回避して常に最新技術を利用できることや、一社のベンダーにすべて任せるよりもコスト削減効果を期待できることが挙げられる。また、BCPやディザスタリカバリの実現により、業務が止まるリスクを低減できる点もメリットとなる。さらに、ビジネスのグローバル展開においてもマルチクラウドは強みを発揮できる。

 井田氏は、「例えば欧州では今年5月にGDPRが施行されます。こうしたそれぞれの国や地域ごとの規制・規約といった現地のレギュレーションに対応したクラウドベンダーの選択などができるようになります」と説明する。

 一方で、マルチクラウド環境で考慮すべき課題としては、CRMやERP、SCMなどといった既存システムがオンプレミスで稼働しているなか、クラウド側とデータをいかに統合し、またガバナンスをどう確立するかが挙げられる。

データ統合プラットフォーム「Talend」が評価される理由

 そうしたなか、企業のあらゆる戦略的データ活用に対応できるのが、データ統合プラットフォーム「Talend」だ。とりわけTalendがよく採用される局面としては以下が挙げられる。

  • 既存システムのHadoopやクラウドへのオフロード
  • IoTやAIのためのデータ連携蓄積基盤の構築
  • ストリーミングによるリアルタイムデータの活用
  • ビジネスユーザーのデータ分析の効率化

 「現在、クラウドとビッグデータの分野に注力しており、クラウド/ビッグデータのデータ統合プラットフォームとしてナンバーワンの成長を見せています」(井田氏)。

 Talendの特徴として、開発するのがオープンソースをベースにしたベンダーであることや、ビッグデータの環境に最適化していること、多様な機能を1つのプラットフォームで提供するとともに、高い開発生産性でのマルチプラットフォーム運用が可能であることなどが挙げられる。

 また開発環境として、GUIによるアプリケーション開発が可能であり、さまざまな環境をサポートしていることから即時デプロイが可能な点も特筆に値する。

 「非常に多くのコンポーネントを構築しているので、デプロイできない環境はないと自負しています。仕様書を作ったり、テストケースを自動的に作成したりする機能もあります」と井田氏は強調する。

 Talendで実現するデータエンジニアリングのかたちは次のようなものだ。まずデータ連携基盤で多様なシステムやサービスから様々なデータを組み立てて、データ蓄積基盤で高速に蓄積し、他システムとの連携やデータ分析を行う。これらを実現するために、「Talend」にはデータガバナンスやメタデータ管理、マスターデータ管理、データクオリティ管理などの機能を備えている。これらの機能がすべて統一プラットフォーム上に存在するというのだ。

Talendで実現するデータエンジニアリング
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Talendが提供する次世代クラウド環境

 Talendは、クラウドコネクティビティ、クラウドデプロイメント、そして「Talend Cloud」といった3つのクラウド対応をカバーしている。このうちTalendが自らサービス提供するTalend Cloudは、クラウドの力を活用し、意思決定のためにデータを広範囲に利用することが可能なデータ統合クラウドサービスである。

 Talend Studio上でジョブを開発すれば、そのままブラウザーからTalend Cloudにアクセスしてジョブを実行、運用管理、モニタリングできるようになる。業務ユーザーの利用も想定しており、例えばDropbox上の顧客データを、Talend上で実行して、結果をSalesforceへと受け渡すといったデータ連携も可能となる。

 「オンプレミスやクラウドといった垣根を超えて、シームレスにデータを統合できるのがTalend Cloudの特徴です。ビジネスユーザーが洞察を得るまでの時間を従来の3分の1に短縮できるため、企業はデータを戦略的資産としてより効率的に活用し、業績と競争力を向上させることができるでしょう」(井田氏)。

 このように、Talendでは将来を見据えたマルチクラウド戦略を描いており、マルチクラウドによるスケーラビリティに注力しているのである。

 最後に井田氏は、「Talendのクラウドソリューションは、高い生産性・保守性を低コストで実現し、高いROIを達成します。将来の予期しないユーザー量、データ量の増加にも柔軟かつ迅速に対応でき、さらにはマルチクラウド環境を含めたシームレスなデータ統合、システム連携、ガバナンスを実現するのです」と力強いメッセージを語った。


●お問い合わせ先

Talend株式会社

TEL:03-6427-6370
URL:https://jp.talend.com

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