[松岡功が選ぶ“見逃せない”ニュース]

2018年3月の3本:日本ユニシスとマイクロソフトが銀行の“勘定系クラウド”共同開発へ/AWSが主要サービスのSLA稼働率を向上/SAPジャパンがデジタルエコシステムを推進

2018年4月9日(月)松岡 功(ジャーナリスト)

2018年3月のニュースから松岡功が選んだのは、「日本ユニシスとマイクロソフトが銀行の“勘定系クラウド”共同開発へ」「AWSが主要サービスのSLA稼働率を向上」「SAPジャパンがデジタルエコシステムを推進」の3本である。“見逃せない”理由と共に、それぞれのニュースのポイントをお伝えする。

日本ユニシスとマイクロソフトが銀行の“勘定系クラウド”共同開発へ

 日本ユニシスと日本マイクロソフトが2018年3月23日、銀行の勘定系システムの稼働基盤にパブリッククラウドを適用する共同プロジェクトを4月にスタートさせると発表した。実現すれば、パブリッククラウド上で銀行の勘定系システムが稼働する国内初の事例となる。(関連記事1

 日本ユニシスはWindows ServerやSQL Serverをベースとしたオープン勘定系システム「BankVision」を開発し2007年5月に稼働させた。これまでに地方銀行10行に導入された実績を持つ。

 今回の取り組みでは、BankVisionの稼働基盤にパブリッククラウド基盤「Microsoft Azure」を採用する。日本ユニシスは2016年度から日本マイクロソフトとAzure上でのBankVisionの動作検証を進めてきたが、ここにきて米MicrosoftのAzureエンジニアリング部門との連携や国内データセンター利用の体制などが整ったことから、「BankVision on Azure」実現へ向けた共同プロジェクトを立ち上げる運びとなった。(図1)

(図1)BankVision on Azureがもたらすベネフィット(出典:日本ユニシスと日本マイクロソフトの発表資料)
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 今後は共同プロジェクトを通して、BankVision利用行の基盤更改時期などに合わせてAzure化の提案を順次進めていく方針。2020年前後に更改時期を迎えるところが最初のユーザーになりそうだ。

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