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CTCシステムマネジメント、複数のRPAソフトで業務を自動化するSIサービス

2018年4月26日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

CTCシステムマネジメントは2018年4月26日、複数のRPA(ロボットによる業務自動化)ソフトを組み合わせてユーザー企業の業務を自動化するSIサービス「ソフトウエアロボットソリューション」を同日付けで提供開始すると発表した。導入サービスの価格(税別)は個別見積もりだが、PoC支援サービスは50万円から。販売目標は1年間で20社。

 CTCシステムマネジメントの「ソフトウエアロボットソリューション」は、複数のRPAソフトや、特定アプリケーション向けの自動化ソフトを組み合わせて、業務全体の自動化を実現するSIサービスである。導入する部署の業務の特性やアプリケーションなどに合わせて自動化ソフトを選択することで、単独のRPAソフトでは対応が難しい一連の業務を自動化できるとしている。

 3つの自動化ソフトを使う。「xoBlos(ゾブロス)」は、Excelの作業を自動化することに特化したソフトである。「WinActor」は、デスクトップでの一般的な事務作業の自動化に適したRPAソフトである。「パトロールロボコン」は、個別に開発した業務システムの操作に適したRPAソフトである。

 導入プロセスに応じて、PoC(仮説検証)を支援する「RPA PoC支援サービス」、RPAソフトを導入して自動化システムを構築する「RPA 実装・導入サービス」、導入後の維持管理やサポート窓口を提供する「RPA 維持管理サービス」を用意している。今後は、RPAソフトのラインアップの拡充や、リモートでのソフトウェアロボットの維持管理サービスの提供も視野に入れている。

 RPA PoC支援サービスは50万円からで、RPAソフトを適用できるかどうかを判定し、RPAソフトを導入した場合の効果を測定する。RPA 実装・導入サービスは個別見積もりで、要件をヒアリングしてソフトウェアロボットを実装する。動作説明や使い方のレクチャーなど管理者向けのトレーニングも実施する。RPA 維持管理サービスは月額15万円からで、ソフトウェアロボットの監視やメンテナンス、軽微な改修を実施する。運用の状況報告と課題の共有のための定例報告会も開催する。

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