[新製品・サービス]

NTT Com、IPoE方式に対応したインターネット接続サービス「OCN光 IPoEサービス」を開始

2018年6月28日(木)IT Leaders編集部

NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は2018年6月27日、IPoE方式に対応した、高速で高セキュリティな企業向けインターネット接続サービス「OCN光 IPoEサービス」の提供を開始した。

 IPoE方式は、従来のPPPoE方式より大容量化した設備を利用するため、混雑しにくいネットワーク構成になっている。さらに、混雑の原因となりやすい個人ユーザー向けサービスのトラフィックを論理的に分離することで、ビジネスで必要となる、高速で安定したインターネット利用環境を提供することが可能だ。

 また、従来サービス比2倍の帯域設計となる「標準プラン」と、従来サービス比6倍の「ワイドプラン」を用意しており、ワイドプランでは、Windows Updateによる通信を業務用の通信から分離できるため、Windows Updateが実行されている間でも、ほかの通信が安定して利用できるようになる。

 サービスの利用に当たっては、回線に接続するだけで必要な設定が自動的に行われるIPoE対応ルーターをレンタルで提供する。

 故障が発生した際には、「OCN」のネットワーク/「フレッツ 光ネクスト」/IPoE対応ルーターのいずれに原因がある場合でも、24時間365日、ワンストップで受け付けし、故障区間を特定する。オプションサービスのオンサイト保守(24時間365日対応)を契約している場合には、4時間以内にIPoE対応ルーターの設置場所へ駆けつけ、交換対応を行うことも可能だ。

 利用用途に合わせて、固定/動的のいずれかのグローバルIPv4アドレスを選択できる。固定IPアドレスを利用すると、送信元IPアドレスによるセキュリティ認証や、防犯カメラなどの遠隔管理を行うことができる。

 NTT Comのクラウド型セキュリティ機能をパッケージ化した、「OCN光 IPoE vUTMセット」も提供する。推奨のセキュリティポリシーがあらかじめ設定されているため、複雑な設定は不要でインターネット接続を開始することができる。また、用途に応じてセキュリティポリシーをオンラインで設定できる機能や、不正の検知ログ/ブロックログといったセキュリティ対策の見える化機能を、ポータルサイト上で提供する。

 OCN光 IPoEサービスの価格の例は、以下の通り。光回線のフレッツを別途契約する場合、動的IPアドレスなら、標準プランが月額4500円、ワイドプランが月額7500円。固定IPアドレスなら、標準プランが月額1万1500円、ワイドプランが月額1万4500円。光回線のフレッツを一括で契約する場合、動的IPアドレスなら、標準プランが月額9400円、ワイドプランが月額1万2400円。固定IPアドレスなら、標準プランが月額1万5400円、ワイドプランが月額1万8400円。

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