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伊豆市、NECの多言語音声翻訳サービスを導入、外国人観光客の接客に利用

2018年7月17日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

NECは2018年7月17日、静岡県伊豆市が、訪日外国人観光客との接客を支援するサービス「多言語音声翻訳サービス」を導入したと発表した。2018年7月18日から7月31日にかけて、伊豆市観光案内所(伊豆箱根鉄道修善寺駅構内)において利用する。伊豆市は他自治体とも連携し、同じ期間に他3拠点(三島観光案内所、伊東観光協会伊東駅前案内所、富士山須走口5合目)でも同様に利用する。

 伊豆市は、伊豆市を含む静岡県内の4拠点において、訪日外国人観光客への接客を支援する多言語音声翻訳サービスを利用する。接客業向けの音声翻訳サービスであり、日本語、英語、中国語、韓国語が利用できる。

図1●多言語音声翻訳サービスの概要(出所:NEC)図1●多言語音声翻訳サービスの概要(出所:NEC)
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 端末1台で双方向での会話が可能であり、翻訳結果と逆翻訳結果がテキストで確認できる。翻訳エンジンは、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が開発した。

 利用データを蓄積することによって、会話内容や利用状況を見える化できる。「いつどんな問い合わせがあったか」をレポート化して提供する。各現場における来店客の「困りごと」が明確になるため、接客力の向上につなげられる。

 なお、伊豆市は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会において、自転車競技の開催地となっている。競技開催時には伊豆地域への国内外からの観戦客・観光客の来訪が見込まれている。

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