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聖ヶ丘病院が電子カルテシステムを稼働、東芝ソリューション販売が構築

2018年7月17日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

東芝ソリューション販売(現WorkVision)は2018年7月17日、医療法人社団珠光会 聖ヶ丘病院(東京都多摩市)が「電子カルテシステム」を稼働させたと発表した。紙のカルテを電子化し、医師と各スタッフとの間で診療情報をタイムリーに共有できるようにした。東芝ソリューション販売が構築した。

 聖ヶ丘病院は今回、電子カルテシステムを稼働させ、紙のカルテを電子化した。医師と各スタッフとの間で診療情報をタイムリーに共有できるようにした。さらに、オーダリングシステムや会計システムなど他システムとのデータ連携によって、院内の業務プロセスを改善した。

図1●電子カルテシステムの概要(出所:東芝ソリューション販売)図1●電子カルテシステムの概要(出所:東芝ソリューション販売)
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 業務の効率化に加えて、診療方針の了解を得る(インフォームドコンセント)の支援や、入院診療計画書(クリニカルパス)の早期提供など、患者サービスの向上も実現した。

 聖ヶ丘病院は、主に癌治療を専門とする病院である。がん検診、早期癌から進行・再発癌に対する外科治療や化学療法、さらに緩和治療も含めて、トータルな医療を一貫して行う。1996年には東京都で4番目のホスピスとして認可された。近年は、高血圧、糖尿病などの生活習慣病の治療や、肺炎などの急性疾患の対応、乳がん検診にも注力している。

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