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TISとクオリカ、クオリカの標準POSへ対応したQR決済サービスを共同で展開

2018年8月8日(水)IT Leaders編集部

TISとクオリカは2018年8月7日、TISのQR決済サービス「QR×DRIVE」をクレジットカード加盟店事業会社向けに提供し、日本国内の加盟店でQR決済を可能とするビジネスを共同で2018年10月中に開始すると発表した。

 QR×DRIVEは、クレジットカードの加盟店事業会社向けのQR決済サービスである。支付宝(Alipay)や微信支付(WeChatPay)などの各種QR決済を1つの端末/アプリケーションで処理できるようにする。

図1:QR×DRIVEの概要(出典:TIS、クオリカ)図1:QR×DRIVEの概要(出典:TIS、クオリカ)
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 TISが資本・業務提携する中国のFinTech企業である上海訊聯数据服務(CardInfoLink)のQR決済サービスをベースにしたQR事業者接続ゲートウェイと、クオリカが持つ飲食業界・流通小売業界向けの店舗管理システムやリアルタイムPOSシステムなどのサービス基盤を組み合わせた。これにより、QR決済とPOSサービスを連動させる。

 QR決済方式は、顧客スマートフォンにQRを表示して機器にかざす「CPM(Consumer Presented Mode)」と、店舗側がQRを表示して顧客の端末で読み取る「MPM(Merchant Presented Mode)」の2種類に対応している。

 QR決済ゲートウェイは、すでに国内外のQR事業者と接続されており、今後も様々なQR事業者との接続を拡大していく予定だという。なお、QR決済ゲートウェイの利用には、QR加盟店とQR決済ゲートウェイの接続対応が必要になる。

 加盟店向けには、POSアプリケーションを提供するほか、既存のクレジットカード決済端末の磁気カード読取部分とつないでQR決済を可能にする装置「DOCODE」や、QR決済専用の決済端末など、中国国内で実績のある約10種類の仕組みを用意している。加盟店の環境に合ったQR決済の仕組みを選択できる。

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