[新製品・サービス]

NTT-ATとdit、CSIRTコミュニティサービス「CS@T倶楽部」を開始、サイバー保険付き

2018年8月23日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)とディアイティ(dit)は2018年8月22日、2018年8月1日からサイバー保険付きのCSIRT(インシデント対応チーム)コミュニティサービス「CS@T倶楽部」を共同で開始した、と発表した。サイバー保険は、賠償損害で最大2000万円、費用損害で1000万円を補償する。サービスの価格(税別)は、基本サービスが年額36万円。

 CS@T倶楽部は、コミュニティ型というサービス形態で会員企業のCSIRT活動を支援するサービスである。事務局や会員から提供した事例や知見を共通ナレッジとして蓄積し、会員間でシェアできる。コミュニティ内では、ニックネームを用いた匿名制を原則とする。

図1:CS@T倶楽部で提供するサービスの概要(出典:NTTアドバンステクノロジ)図1:CS@T倶楽部で提供するサービスの概要(出典:NTTアドバンステクノロジ)
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 背景には、年々高度化・巧妙化するサイバー攻撃に対して、CSIRTの運用者だけではとても対応しきれないのが実状という状況がある。

 特徴の1つは、基本サービスにサイバー保険が付帯することである。サイバー攻撃や情報漏えい事故などによる損害を補償する。1事故あたりの補償額の支払限度額は、賠償損害が2000万円、費用損害が1000万円である。取扱代理店はきらら保険サービスで、引受保険会社は三井住友海上火災保険。

 CS@T倶楽部の価格(税別)は、基本サービスが年額36万円。基本サービスは、ログインIDの付与、駆け込み寺(相談)が標準で月に2件まで、FAQコンテンツ、各種情報提供、オンライン講座、オフサイトミーティング、サイバー保険、で構成する。駆け込み寺サービスの問い合わせ追加チケットは、1件あたり1万5000円。

CS@T倶楽部のサービスメニュー
サービスメニュー サービス内容
基本サービス 駆け込み寺 突然のインシデント発生、外部機関からの通報などの際に、担当のセキュリティ専門家が対応する
FAQ 会員からの質問や会員間でオープンに交換した情報など、サイバーセキュリティに有益な情報を共通ナレッジとして蓄積し、FAQ形式で提供する
情報提供 サイバーセキュリティのための有益な情報を提供する。インシデント対策事例の解説や、インシデント情報に対するCS@T倶楽部の見解を含めた情報を提供する
オンライン講座 セキュリティ専門家を講師に招き、サイバーセキュリティ関連講座をオンライン形式(ウェビナー)で開催する。会員からの要望が多いテーマに沿った講座も開催する
オフサイトミーティング オフサイトミーティングも随時開催する。サイバーセキュリティに関する日頃の悩みや相談、情報共有などを実施する
サイバープロテクター 三井住友海上のサイバー保険「サイバープロテクター」が付帯する。サイバー攻撃や情報漏えい事故などによる損害を補償する
  診断支援サービス 現状把握のため、セキュリティ専門家によるセキュリティ診断サービスを提供する
分析支援サービス インシデント発生時に、セキュリティ機器のログ分析などの分析支援サービスを提供する。不審なファイルがメールで届いた場合も、依頼により、専門技術者が判定し、結果を提供する
訓練・教育サービス CSIRT運用に欠かせない技術や運用ノウハウなど、より高度な訓練・教育サービスを提供する。これまで培った知識や経験を基に、会員の要望に沿ったカスタム講習会を提供する
コンサルティングサービス これまで培った知識や経験を基に、会員のCSIRTを安定的運用するための、会員の要望に沿ったコンサルティングサービスを提供する
オープンソースインテリジェンスサービス(OSINT) インターネット上に公開された会員に関連した「脅威となる情報」を分析し、発見した場合に通知する
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NTT-ATとdit、CSIRTコミュニティサービス「CS@T倶楽部」を開始、サイバー保険付きNTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)とディアイティ(dit)は2018年8月22日、2018年8月1日からサイバー保険付きのCSIRT(インシデント対応チーム)コミュニティサービス「CS@T倶楽部」を共同で開始した、と発表した。サイバー保険は、賠償損害で最大2000万円、費用損害で1000万円を補償する。サービスの価格(税別)は、基本サービスが年額36万円。

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