[新製品・サービス]

個人情報を匿名化してビジネスに活用するソフト、NECソリューションイノベータが新版

2018年9月28日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

NECソリューションイノベータは2018年9月27日、個人情報を匿名化するという手法によって個人情報を活用できるようにするソフト「NEC データ匿名化ソリューション」の新版を発表、同日提供を開始した。価格(税別)は、年額180万円から。別途有償で、導入支援や運用支援、導入後維持などのSIサービスも提供する。販売目標は、提供開始後2年間で50ライセンス。

 「NECデータ匿名化ソリューション」は、個人情報を匿名加工するソフトである。プライバシを保護するため、データ自体を加工し、対象者の属性を知る閲覧者に対してセンシティブ情報を隠す。2017年5月に全面施行した改正個人情報保護法が定義する「匿名加工情報」の基準を満たした形で匿名化する。

図1:個人情報を匿名化してマーケティングなどに活用できるようにする(出典:NECソリューションイノベータ)図1:個人情報を匿名化してマーケティングなどに活用できるようにする(出典:NECソリューションイノベータ)
拡大画像表示

 特定の個人を識別できないように、さらに個人情報の復元ができないように加工処理する。こうして処理した匿名加工情報を使うことで、消費者の購買記録や行動履歴、災害時の動線など、従来の統計情報では得られなかった詳細分析が可能になる。新たな商品やサービスの開発や的確なマーケティングなどに役立てられる。

 今回の新版では、匿名加工データを効率よく作成できるように、匿名加工の1つで、「ヨーグルト」を 「乳製品」にするなど、属性の値をより一般化したものに置き換える「汎化」の定義を簡素化した。汎化処理の対象項目の値を自動抽出したり、汎化対象の値の範囲を指定したりできるようになった。

 新版ではまた、極端に大きな値(特異な値)を自動で検出できるようにした。これにより、身長の「203cm」を「190cm以上」にするなど、特異な値に上限値を設けて頭打ちにする「トップコーディング」の処理ができるようになった。

 新版ではさらに、2018年5月に施行したGDPR(EU一般データ保護規則)への対応として、匿名加工データの作成者の権限設定が可能なアカウント管理などの機能強化を行った。これにより、データ保護責任者などが行う匿名加工の管理・監督作業を支援する。

関連記事

Special

-PR-

個人情報を匿名化してビジネスに活用するソフト、NECソリューションイノベータが新版NECソリューションイノベータは2018年9月27日、個人情報を匿名化するという手法によって個人情報を活用できるようにするソフト「NEC データ匿名化ソリューション」の新版を発表、同日提供を開始した。価格(税別)は、年額180万円から。別途有償で、導入支援や運用支援、導入後維持などのSIサービスも提供する。販売目標は、提供開始後2年間で50ライセンス。

PAGE TOP