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スカルプDのアンファー、オラクルの予算管理クラウドを導入、業務時間30%減を目指す

2018年10月2日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

「スカルプD」などで知られる化粧品・健康食品メーカーのアンファーは、予算管理クラウド「Oracle Planning and Budgeting Cloud」を稼働開始した。経営情報をクラウド上で可視化することで、経営判断を迅速化するのが狙い。日本オラクルが2018年10月2日に発表した。導入の効果として、予算管理業務において業務時間を30%削減することを目指している。

 アンファーは、経営情報を一元管理して可視化することで管理業務を効率化する仕組みとして、Oracle Planning and Budgeting Cloudを導入した。全社の予算と実績と予測の管理や利益の分析、組織・販路・ブランド商品別での分析に利用している。

 アンファーは、スカルプDなどの化粧品、第一類医薬品、サプリメント、健康食品、クリニック専売品などの研究開発と製造、販売、卸業務を行っている。

 予算管理クラウドを導入した背景について同社は、新製品による持続的な事業の成長にともない、管理工数が増えていたことを挙げる。「組織の統廃合や新規ブランドや販路の追加によるマスターデータの管理工数が増大していた。また、各部門からデータを収集する業務や、ブランド・部門・販路別のレポートを集計する業務が煩雑化していた」(同社)。

 別の要件として、経理部門と営業部門で同一条件の損益計算書を保有することが求められていた。これにより、経営の意思決定を迅速化できる。

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アンファー / 製造 / Oracle / 予算管理

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