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三菱UFJ銀行、AIで住宅ローンの事前審査を15分で行えるサービスを開始

2018年10月5日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

三菱UFJ銀行は、住宅ローンの事前審査を最短15分で行えるサービス「住宅ローンQuick審査」を2018年10月に稼働させた。NECのAI技術「異種混合学習技術」を使うことで、既存サービスよりも少ない入力項目で審査できるようにした。

 三菱UFJ銀行の住宅ローンQuick審査は、これまでよりも少ない入力項目で住宅ローンの事前審査ができるサービスである。最短15分で審査結果を確認できるとしている。Webブラウザからアクセスして利用できる。その後の住宅ローンに関する手続きも、すべてインターネットで完結する。

 少ない入力項目で審査するための要素技術として、NECの異種混合学習技術を使っている。同技術は、データの中から注目すべき規則性を自動で発見する技術である。データの規則性を分析して、どのように場合分けすればよいかを自動的に判断し、それぞれの状況に合わせて予測式を自動的に選択する。

 今回の住宅ローンQuick審査は、リクルートファイナンスパートナーズの助言を受けて開発した。リクルートファイナンスパートナーズのWebサイトを通じて顧客に提供している。三菱UFJ銀行は、リクルートとの間で、FinTechやIoTの活用に関して業務提携している。

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