[新製品・サービス]

日立ソリューションズ、画像認識で外観検査を自動化するSIサービス

2018年10月5日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

日立ソリューションズは2018年10月4日、機械学習による画像認識によって製品の外観検査などを自動化するSIサービス「画像判定ソリューション」を発表した。2018年10月5日から販売する。ソフトウェアの稼働OSは、Windows 10またはLinux(Ubuntu 16.04)。価格は、個別見積もり。

 機械学習による画像認識によって、部品や図面などの外観検査を自動化するSIサービスである。日立ソリューションズの技術者が、ユーザー独自の画像に対し、最適な分析手法や機械学習を活用し、判定精度を上げるチューニングを、学習済みのAIに実施する。

図1:画像判定ソリューションの提案事例の1つ「精密機器部品の外観検査(顧客:精密機器製造)」(出典:日立ソリューションズ)図1:画像判定ソリューションの提案事例の1つ「精密機器部品の外観検査(顧客:精密機器製造)」(出典:日立ソリューションズ)
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 日立ソリューションズは、このAIが過去の実績において、高精度に画像を判定できることを確認している。毎回の判定結果を、テキスト形式のファイル、Web画面、メール通知など、ユーザーの要望に合わせて提供する。また、ソフトウェアは、WindowsやLinuxの環境で利用でき、設定の変更も容易としている。

 ユーザーの課題に応じて、技術検証、実証実験、システム構築、運用までを、課題に応じて段階的に実施する。画像撮影のポイントの指南や認識精度のチューニングなども行う。要件に応じて、他システムと連携した現場業務全体の効率向上にも対応する。

 同サービスを活用することにより、ユーザー企業は、個人のスキルに依存することなく外観検査や画像処理業務を行えるようになる、としている。製造現場での品質のバラツキや人材不足といった課題を解決できるので、業務効率を高められるとしている。

 背景には、製造業において人手不足や熟練工の技術継承が大きな課題になっているという状況がある。特に、部品の目視検査は、個人のスキルに依存するため、経験の浅い人が担当すると、品質のバラツキや不良品の流出といったリスクがある。

主なユースケース
精密機器部品の外観検査 部品のキズや汚れ、形状不良などの異常パターンごとに最適な分析方法を適用し、高精度な外観検査を実現する。個人のスキルに依存しない品質の均一化や作業効率の向上が図れる
機器の保守点検業務を効率化 稼働中の機器が正常動作しているかどうかや、各種LEDの点灯状態、スイッチの状態などを画像判定する。これにより、動作状態のチェックを自動化・省力化する
文字やマークの判別による品番チェックの自動化 着荷したコンテナや荷物に記された品番を撮影した画像を判別し、出荷データと照会する。照合作業の工数を低減したり、チェック漏れを防止したりできる
商品配置の最適化提案 過去の商品陳列画像と店舗の売り上げデータを学習し、現在の陳列状況の採点を行い、最適な配置を提案する
工事現場や製造現場の人の危険行動の監視 監視カメラの画像から人を検出し、装備の不備や危険行動を判定する。監視員の業務負荷を軽減するとともに、安全管理や品質向上を実現する
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