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[市場動向]

Hadoopで競合関係の米クラウデラと米ホートンワークスが合併を発表

2018年10月5日(金)IT Leaders編集部

Apache Hadoopディストリビューションベンダーとして競合関係にある米クラウデラ(Cloudera)とホートンワークス(Hortonworks)は2018年10月4日(米国時間)、両社間で合併の最終契約を締結したと発表した。新組織でクラウデラ株主は合併会社の持分の約60%を、ホートンワークスの株主は約40%を所有する。

 クラウデラ、ホートンワークスの合併取引は、両社の取締役会により全会一致で承認された。両社の合併により、「マルチクラウド、オンプレミス、エッジコンピューティングにまたがる世界有数の次世代データプラットフォームプロバイダーを創出する」(両社)計画だ。

 また、Hadoopディストリビューションベンダーとして競合関係にある両社の組み合わせにより、「ハイブリッドクラウドのデータマネジメントの業界標準が確立され、顧客の採用、コミュニティ開発およびパートナー参加が加速される」としている。

写真1:米クラウデラのCEO、トム・レーリー氏(出典:米クラウデラ)

 クラウデラのCEO、トム・レーリー(Tom Reilly)氏は(写真1)は次のようにコメントしている。「クラウデラの事業は非常に補完的かつ戦略的だ。 ホートンワークスが手がけてきたエンドツーエンドデータマネジメントへの投資を、クラウデラのデータウェアハウス(DWH)およびマシンラーニング(機械学習)への投資と合わせることにより、業界初のエンタープライズデータクラウドをエッジやAIに提供する。このビジョンは、企業がデジタルトランスフォーメーションの推進において、顧客の成功に向けて共通のコミットメントを進めることを可能にするものだ」

写真2:2018年4月、初来日の際の米ホートンワークスの会長兼CEO、ロブ・ベアデン氏

 一方のホートンワークスの会長兼CEO、ロブ・ベアデン(Rob Bearden)氏(写真2)は次のようにコメントしている。「この魅力的な合併は、ホートンワークスの株主にとっての価値を創造し、顧客、パートナー、従業員、オープンソースコミュニティが、両社の組み合わせならではの、大規模かつコスト競争力が高く強力なポートフォリオから利益を得ることを可能にするでしょう。我々はストリーミングやIoT、データマネジメント、DWH、マシンラーニングおよびAI、ハイブリッドクラウド市場で成長し、競争を続けることができる。最も重要なのは、顧客がデータの価値を生かすことができる、より広範な製品を提供できることだ」

 合併取引が完了した後、新組織のCEOはクラウデラのレーリー氏が就任し、COO(最高執行責任者)にホートンワークスのCOO、スコット・デビットソン(Scott Davidson)が就任する予定。また、CPO(最高製品責任者)に、ホートンワークスのCPO、アラン・マーシー(Arun C. Murthy)氏が就任する予定。なお、ホートンワークスのベアデンCEOは取締役会メンバーとして経営に参加する予定という。

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