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CTC、AI学習用の垂直統合システム「AIRI」の取り扱いを開始

2018年10月10日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は2018年10月9日、ディープラーニングなどのAIにデータを学習させる用途に適した垂直統合システム「AIRI(アイリ)」(米Pure Storage製)の取り扱いを同日付けで開始した。AIRIを使用したAIシステムの構築や運用サービスと合わせて、3年間で20億円の売上を目指す。

 AIRIは、AIにデータを学習させて学習モデルを作成する用途を狙った、垂直統合システムである。米NVIDIAのGPUコンピュータ「DGX-1」×4台に、外部ストレージとして米Pure Storageのスケールアウト型ストレージ「Pure Storage FlashBlade」を組み合わせた。これらを100Gビット/秒のイーサネットスイッチ(米Cisco Systems製または米Arista Networks製)で相互接続している。

写真1:AIRI(アイリ)の外観(出典:伊藤忠テクノソリューションズ)写真1:AIRI(アイリ)の外観(出典:伊藤忠テクノソリューションズ)

 AI学習用のソフトウェアライブラリや開発環境は、NVIDIAがあらかじめ用意しているフレームワークを使う。Dockerコンテナイメージで利用できる。AIRIではさらに、両社の製品を組み合わせただけでなく、AIRIのために新規にマルチノード型のジョブ実行制御ソフト「AIRI Scaling Toolkit」を搭載している。

 NVIDIA DGX-1は、1台につき米NVIDIAのGPU「NVIDIA Tesla V100」を8個搭載した、AI学習用途のGPUコンピュータである。浮動小数点演算を高速に実行できる。一方のPure Storage FlashBladeは、非構造化データの格納に適したファイル/オブジェクトストレージ機器である。

 CTCでは、製造業や情報サービス業、流通業を中心にAIRIを展開する。ディープラーニングによって画像や音声などを機械的に認識/分析して業務を自動化したり予測を高度化したりする用途を想定している。

 既存システムとの連携やフロントエンドの開発などを含めて、AIRIの導入設計から各種の設定、運用を支援する。マルチベンダーで総合的な検証や研究開発を行うCTCの施設「テクニカルソリューションセンター(TSC)」にAIRIを配備し、ユーザーの目的に応じた検証を行う。

 なお、CTCは、AIRIを構成するPure FlashBladeとNVIDIA DGX-1、スイッチ(米Cisco Systems、米Arista Networks)の各製品のパートナ企業として、これらを既に取り扱っており、システム構築の実績もある。

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CTC、AI学習用の垂直統合システム「AIRI」の取り扱いを開始伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は2018年10月9日、ディープラーニングなどのAIにデータを学習させる用途に適した垂直統合システム「AIRI(アイリ)」(米Pure Storage製)の取り扱いを同日付けで開始した。AIRIを使用したAIシステムの構築や運用サービスと合わせて、3年間で20億円の売上を目指す。

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