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ニトリが基幹データベースを刷新、UNIXハイエンド機「IBM Power System E980」を導入

2018年10月26日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ニトリは、基幹システムのデータベースを2018年内に新サーバーに移行する。2013年に導入した現行モデル「IBM Power 770」を、日本IBMが2018年9月に出荷を開始した現行のハイエンドモデル「IBM Power System E980」に置き換える。事業の成長に合わせて処理性能と拡張性を高めるのが狙いである。日本IBMが2018年10月26日に記者発表会を開いて発表した。

 ニトリは、基幹データベースにOracle Databaseを利用している。サーバー機については、2007年まで使っていたx86サーバー機群を、2008年にIBMのPOWERプロセッサ搭載サーバー(OSはAIX)に集約した。現在使っているサーバーは、2013年に導入したIBM Power 770で、2018年内には現行のハイエンドモデルであるIBM Power System E980に置き換える。

図1:ニトリの今後5年間のシステム拡張計画(出典:ニトリホールディングス)図1:ニトリの今後5年間のシステム拡張計画(出典:ニトリホールディングス)
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写真1:ニトリホールディングスで情報システム改革室ICTインフラ戦略担当ディレクターを務める荒井俊典氏写真1:ニトリホールディングスで情報システム改革室ICTインフラ戦略担当ディレクターを務める荒井俊典氏
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 データベースサーバーをIBM Power System E980に置き換える狙いは、事業の成長に合わせて処理性能と拡張性を高めることである。サーバー機の置き換えによって、処理性能は4倍弱に高まる。また、最大192コアまで拡張することによって、リプレース時点からみて性能を約2倍に高める余地がある。

 ニトリは、POWERプロセッサ搭載サーバー機を高く評価している。2008年に初めてPOWERプロセッサ搭載サーバー機を使い始めてから、大きな障害が発生していないという。スケールアップ(CPUなどのリソースの拡張)も自前で簡単にできるとしている。これに対して、2007年まではx86サーバー機を30台以上の分散構成で使っており、常にどこかで障害が発生している状態だったという。

 基幹データベースの移行では、ストレージ「IBM DS8886F」も新規に導入する。データベース移行時は、ストレージの機能を使って、10Tバイト8000テーブル以上を、3時間以内で移行する。

写真2:POWER9プロセッサの外観写真2:POWER9プロセッサの外観
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