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日本IBM、マルチクラウドの計画・調達・管理サービス「IBM Cloud Brokerage Services」を提供

2018年11月2日(金)IT Leaders編集部

日本IBMは2018年11月1日、複数のクラウドサービスを組み合わせて利用するマルチクラウド環境の運用を支援するサービス「IBM Cloud Brokerage Services」を発表した。2018年11月20日に提供を開始する。クラウドの選定、調達、管理までを一元的に提供する。価格(税別)は、計画フェーズが月額200万円から。

 IBM Cloud Brokerage Servicesは、複数のクラウドサービスを組み合わせて利用するマルチクラウドの運用を支援するサービスである。複数のクラウドサービスに対する、(1)計画、(2)調達、(3)管理という3つの導入ステップごとに、管理機能を提供する。全体を1つのダッシュボード画面で管理できる。

 (1)の計画フェーズ向けには、クラウドへの移行を検討しているアプリケーションについて相対的に評価できるツールを提供する。質問に回答していくことで、最適な環境、クラウド化の効果、クラウドへの移行容易性を数値化して評価し、分析結果や推奨理由を提示する。

 さらに、機能要件への適合度、パフォーマンス、価格の点でクラウドプロバイダーを比較し、最適なマルチクラウド環境の選択を支援する。マルチクラウドの構成は承認済みカタログとして登録することも可能である。

 (2)の調達フェーズ向けには、業務部門の利用者は、承認済みカタログからサービスを選択し、必要な機能や数値を入力して最適なサービスを選択後、発注・購買・環境設定などができる。注文の承認ワークフローも用意している。

 (3)の管理フェーズ向けには、複数プロバイダーのサービス利用数、利用金額、使用率、利用予測などを一元的に管理できるポータル機能を提供する。事前に定義したポリシーに基付いて、違反状況を一元的に管理できる。不要な資産の特定に利用できる。

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