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NEC、AI活用基盤に業種・業務別テンプレートを用意、第1弾は製品需要予測

2018年11月2日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

NECは2018年11月1日、AI活用の検証から導入、活用までをトータルに支援するAI活用基盤製品「NEC Advanced Analytics Platform」(AAPF)を強化し、業種・業務別テンプレートを順次提供すると発表した。テンプレート群は2019年3月からより順次提供する。AAPFの価格(税別)は、月額90万円から。

 AAPFは、AIを業務に活用するために必要な機能を提供するAI基盤製品である。データサイエンティストによる「検証」、アプリケーション開発者による「導入」、ユーザーによる「活用」、を包括的に支援する。複数のAI技術を組み合わせたシステムの検証、導入、活用ができる。

図1:AI活用基盤に業種・業務別テンプレートを用意した(出典:NEC)図1:AI活用基盤に業種・業務別テンプレートを用意した(出典:NEC)
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 今回、多種多様な業種・業務でのAI活用を支援するため、AAPF上で利用できる業種・業務別テンプレート群「NEC Advanced Analytics Platform Solution Templates」も製品化する。テンプレート群は2019年3月からより順次提供する。

 需要予測や品質分析などの業務テンプレートから、自身の業務に合ったものを選択できる。テンプレートのガイダンスに従ってデータを用意し入力するだけで、データサイエンティストの知見を活用した詳細な分析結果を簡単に得られ、価値をいち早く検証できる、としている。分析過程においては、各現場の業務、条件に合うようにテンプレートをカスタマイズして分析できる。

 200件以上の業種・業務別の分析事例から、これらを検証するための分析設計(データフォーマット、加工方法、AIパラメータ)と分析結果の可視化手法を抽出して整備し、各テンプレートに組み込んだとしている。

 第1弾として、NECプラットフォームズやNECフィールディングでのAI活用ノウハウをもとにした「製品需要予測テンプレート」と「保守部品需要予測テンプレート」の提供を予定する。順次テンプレートを追加していく。

異種混合学習、RAPID機械学習、テキスト含意認識の3技術を搭載

 今回、AI活用基盤のAAPFに、新たに、分析を高速・軽量に処理するディープラーニングエンジン「RAPID機械学習」と、2つの文が同じ意味を含むかどうかを高精度・高速に判定する「テキスト含意認識」を搭載した。既に搭載済みの技術で、多種多様なデータから自動で複数の規則性を発見する「異種混合学習」と合わせて3種類のAI技術を利用できるようになった。

 単一環境で複数のAI技術を利用できるようになったため、複数の分析パターンを比較評価し、業務に適したAI技術を選択できるようになった。また、数値とテキストを組み合わせた分析ができるなど、複数のAI技術を適材適所で多目的に活用して多様な業務で活用できるようになった。

 今後も、NECが持つAI技術をAAPFに順次搭載していく。

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