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コンテナ基盤とコンサルで企業のDevOpsを支援、TISとクリエーションラインが協業

2018年11月8日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

TISとクリエーションラインは2018年11月8日、ユーザー企業の業務システムにコンテナ技術を適用するサービスを共同で提供すると発表した。主にTISがコンテナ基盤を、クリエーションラインがコンサルティングを提供する。2019年1月以降、コンテナ活用サービスを順次リリースする。販売目標として、2020年までに関連サービスを含め10億円規模を掲げる。

 TISとクリエーションラインは、ユーザー企業の業務システムにコンテナ技術を適用するサービスを、順次リリースする。TISは、コンテナ技術を採用したITインフラ基盤と運用サービスを提供する。クリエーションラインは、コンテナの活用に向けてアプリケーションの見直しを行うコンサルティングサービスを提供する。

図1:TISとクリエーションラインが提供する、ユーザー企業の業務システムにコンテナ技術を適用するサービスの概要(出典:TIS、クリエーションライン)図1:TISとクリエーションラインが提供する、ユーザー企業の業務システムにコンテナ技術を適用するサービスの概要(出典:TIS、クリエーションライン)
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 予定しているサービスの1つが、コンテナプラットフォームと運用サービスである。TISのクラウドサービス上にコンテナの稼働環境を構築し、運用サービス込みで提供する。本サービスを利用することによって、アプリケーションの開発に専念できるとしている。

 予定しているサービスの1つが、コンサルティングサービスである。アプリケーションのコンテナ化、CI/CD自動化、マイクロサービス化といった、コンテナ基盤以外に必要な取り組みについてコンサルティングする。本サービスを利用することによって、DevOpsを実行できるようになるとしている。

 TISとクリエーションラインは、上記のサービスを2019年3月までに提供する。将来的には、クラウドと物理環境を含めたマルチプラットフォームに展開したコンテナを一元的に利用できるサービスを提供する。

 協業の背景について両社は、短期間で製品・サービスを投入して改善を行っていくDevOpsのモデルが求められており、DevOpsの手段としてコンテナ技術がが注目されていることを挙げている。「一方で、コンテナ技術の活用には、これまでの技術要素とは異なる点や、運用管理手法の確立などが課題となっていた」という。

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