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Dell EMC、バックアップNAS「Data Domain」をネットから切り離してデータを守る仕組みを提供

2018年11月19日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

デルとEMCジャパンは2018年11月19日、データバックアップ用のNAS装置「Data Domain」向けのソフトで、Data Domainをネットワークから遮断することによって企業のデータをサイバー攻撃から守るソフト「Dell EMC Cyber Recovery」を発表、同日提供を開始した。

 デルとEMCジャパンの「Dell EMC Cyber Recovery」は、データバックアップストレージのData Domainに格納した企業データをサイバー攻撃から守るためのソフトである。価格(税別)は、Data Domain DD6300の場合に、550万円から。なお、Data Domain(DDOS 6.0.x以上)を購入したユーザーは追加費用なしで利用できる。

図1:「Cyber Recovery」の概要。2台のData Domain間でデータをコピーし、コピー先のData Domainをネットワークから切り離してサイバー攻撃からデータを守る(出典:デルとEMCジャパン)図1:「Cyber Recovery」の概要。2台のData Domain間でデータをコピーし、コピー先のData Domainをネットワークから切り離してサイバー攻撃からデータを守る(出典:デルとEMCジャパン)
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 前提となる考え方として、常時オンラインでデータをバックアップしているData Domainストレージを運用する一方で、普段はネットワークから遮断したData Domainストレージを別に用意する。両者間でデータをコピーした後は、ネットワークから切り離すことでサイバー攻撃を受けずに済み、データが守られる。

 Dell EMC Cyber Recoveryは運用管理ソフトであり、Linux上で動作する。これを、普段はネットワークから切り離しておく追加のData Domainストレージとセットで運用する。運用管理ソフトは、スケジュールに合わせて、Data Domainに対してネットワークカード(NIC)の切り離しなどの運用に関するコマンドを発行する。

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Dell EMC / Dell / NAS / PowerFlex / ネットワーク分離

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