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富士通FIP、Azureを利用するSaaS事業者向けにLGWAN中継サービスを提供

2018年11月21日(水)IT Leaders編集部

富士通エフ・アイ・ピーは2018年11月20日、Microsoft Azureを基盤としてSaaS事業を営む事業者に向けて、LGWANへのサービス展開を可能にする中継サービス「FUJITSU マネージド・インフラ・サービス LGWAN-ASP/アプリケーションゲートウェイサービス」を発表した。2019年1月に提供開始する。価格(税別)は、最小構成で月額が18万円から。

 富士通エフ・アイ・ピーの「FUJITSU マネージド・インフラ・サービス LGWAN-ASP/アプリケーションゲートウェイサービス」は、Microsoft Azure上でSaaS事業を営む事業者が、LGWAN上でサービスを展開できるようにするサービスである。富士通エフ・アイ・ピーが運用するデータセンター基盤上で、SaaS事業者のサービスをLGWANに中継して接続する(図1)。

図1:マネージド・インフラ・サービス LGWAN-ASP/アプリケーションゲートウェイサービスの概要(出典:富士通エフ・アイ・ピー)図1:マネージド・インフラ・サービス LGWAN-ASP/アプリケーションゲートウェイサービスの概要(出典:富士通エフ・アイ・ピー)
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 本来、LGWAN上でサービスを提供するためには、地方公共団体情報システム機構(J-LIS)のLGWAN-ASPに関する規定に準拠したIaaS環境上で、アプリケーションを構築する必要がある。今回の中継機能によって、既存のSaaS環境を活用できるようになる。サービス提供に必要なLGWAN-ASPの登録申請も支援する。。事前にLGWAN上でのサービス提供の可否が確認できる評価用ツールも提供する。

 サービス提供の背景について同社は、2017年7月からマイナンバーを活用したオンラインの情報連携が始まる中、自治体が情報連携に使うLGWAN環境のセキュリティを確保するため、LGWANとインターネットの分離を求めていることを挙げている。「自治体は、インターネットに代わりLGWAN上で幅広いアプリケーションが利用可能になることへの期待を高めている」(同社)。

 今後は、Azure以外のIaaSも利用できるようにする予定である。

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