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郡山市とNTTデータ東北、保育施設の入所事務にOCRとRPAを活用する実証実験

2018年11月27日(火)IT Leaders編集部

郡山市とNTTデータ東北は2018年11月26日、保育施設の入所事務にOCR(光学文字認識)とRPA(ロボットによる業務自動化)を適用する「RPA-AI連携システム」の実装に向けて連携する協定を締結した。期間は2018年度内。郡山市の現行業務プロセスを分析し、帳票OCRソフト「Prexifort-OCR」やRPAソフトウェア「WinActor」を業務改善効果を検証する。

 郡山市はNTTデータ東北と共同で、保育施設の入所事務作業をOCRとRPAを使って効率化・迅速化する実証実験を行う(図1)。OCRソフトのPrexifort-OCRや、RPAソフトのWinActorを活用する。

図1:保育施設の入所事務におけるOCRとRPAの連携イメージ(出典:NTTデータ東北)図1:保育施設の入所事務におけるOCRとRPAの連携イメージ(出典:NTTデータ東北)
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 Prexifort-OCRは、スキャナから取り込んだ画像データから文字情報を抽出し、テキストデータに変換するOCR認識ソフトである。申請書や伝票などのようにフォーマットが決まった帳票を読み取ることができる。

 WinActorは、NTTアクセスサービスシステム研究所の技術を核に、NTTアドバンステクノロジが開発し、NTTデータが販売元として提供している国産のRPAソフトである。Windowsアプリケーションの操作をシナリオとして記録し、業務処理を自動で実行できる。

 郡山市が実験を行う背景には、政府が掲げる「子ども・子育て支援新制度」により、3歳から5歳までのすべての子どもたちの幼稚園・保育所・認定こども園の保育料を2019年10月から無償化する措置によって、保育施設の入所事務が例年よりも増加すると想定されている状況がある。いずれの市町村も入所事務の作業が増える一方で、対応できる職員数に限りがあることから、職員の1人当たりの業務負担が増加するなどの課題を抱えている(関連記事:AIで保育所の割り当てを自動化、8000人の入所選考を数秒で─富士通)。

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