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東海東京証券、営業1000人にタブレットを配布し営業資料を電子化、Handbookを採用

2018年11月29日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

東海東京証券(名古屋市)は、営業資料や書類を電子化するため、約1000人の営業担当者に1人1台体制でタブレットを配布した。タブレット向けの文書管理・配信サービスとしてアステリアのHandbookを採用した。アステリアが2018年11月29日に発表した。

 東海東京証券は、各支店に数台ずつタブレット端末を配布していたが、利用頻度が低く有効活用できていなかった。また、日々の営業活動においては、外出先での急な問合せ対応のために一度支店に戻るなどの工数が発生していた。

 こうした経緯から、営業資料や書類を電子化して格納できるシステムとして、合計で約1000人の営業担当者にタブレット端末を配布し、タブレット向けの文書管理・配信サービスとしてアステリアのHandbookを採用した(図1)。

図1:東海東京証券でのHandbook活用イメージ(出典:アステリア)図1:東海東京証券でのHandbook活用イメージ(出典:アステリア)
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 Handbookの導入効果として、営業資料の一元管理によって準備工数を削減できたほか、資料や動画などより多くの情報を持ち運ぶことが可能になった。また、顧客のニーズに合った情報をその場で迅速に提供できるようになり、営業の効率が上がった。

 今後は、若手の営業担当者を育成するため、クイズや試験機能を使ったマイクロラーニングを実施する予定である。

 なお、Handbookは、タブレットなどのモバイル端末を想定した、文書コンテンツの配信サービスである。コンテンツを作成/編集して配信する機能をSaaS型クラウドサービスの形態で提供する。コンテンツ閲覧ソフトの稼働環境は、iOS(iPad/iPhone)、Android、Windows。汎用Webブラウザ(Flashランタイム)でも閲覧できる。

 主な用途として、営業資料、商品カタログ、会議資料、ラーニング教材などを作成/編集し、これをモバイル端末に配信できる。配信コンテンツの単位を「ハンドブック」と呼び、複数のファイル(画像、オフィス文書、PDFなど)を階層構造に配置してまとめたものになる。レイアウトも設定できる。

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