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セコム、入退室管理以外の用途にも使える顔検知システム「セサモFF」を販売

2018年12月27日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

セコムは2018年12月27日、広範な用途で利用できる顔検知システム「セサモFF」(Face Finderの略)を発表、同日提供を開始した。店舗において重要な顧客の来客を検知して通知するといった使い方ができる。顔検知ソフトに、カメラ、PC、ディスプレイなどを含めたシステム製品として提供する。

 セコムの「セサモFF」は、カメラ映像から個人の顔を認識・検知するシステム製品である(画面1)。グローリーと共同で開発した顔検知用のソフトウェアに、カメラ、PC、ディスプレイなどを組み合わせて提供する。用途として、建物の入退室/出入管理だけでなく、各種の用途で人の目視確認の代わりとして利用できるとしている。

画面1:検知対象者を検知した際は、ディスプレイ上で通知する。警告灯(パトランプ)による通知やメール通知もできる(出典:セコム)画面1:検知対象者を検知した際は、ディスプレイ上で通知する。警告灯(パトランプ)による通知やメール通知もできる(出典:セコム)
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 例えば、商業店舗や金融機関では、重要顧客の来店を社員に通知する「VIP来訪報知」の使い方ができる。病院や介護施設では、患者や施設利用者が建物から出ようとした際にスタッフに通知する「無断離院・離設報知」の使い方ができる。これにより、社員やスタッフの業務負担を軽減できる。

 あらかじめ登録した顔画像から100カ所の特徴点を抽出して照合判定を行う。顔の上下左右の斜め方向からでも検知できる。検知した顔を追加で登録したり、誤認識だったことを登録したりすることで、認識の精度を高められる。最大で2万件の顔画像を登録できる。1人の検知対象者に複数の顔画像を登録できる。

 検知対象者を検知した際には、ディスプレイ上に画像を表示し、顔認証PCのブザー鳴動で通知する。検知対象者ごとに、赤、青、黄、緑などの表示色を設定できる。別途、警告灯(パトランプ)による通知やメール通知も可能。また、接点出力ユニットを組み合わせれば、検知時にオートドアの開閉を無効にするといった運用もできる。

 撮影した動画(約10日分)は、顔認証PCに保管する。カメラや日時を指定して動画を再生したり、撮影したカメラ画像から切り出した人の顔(検出画像)を来訪リストとして表示したりする使い方ができる(画面2)。検知した顔画像だけを履歴表示することも可能である(5000件まで保存可能)。

画面2:来訪リストや検知履歴を閲覧できる(出典:セコム)画面2:来訪リストや検知履歴を閲覧できる(出典:セコム)
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