シーティーシー・エスピー(CTCSP)は2019年1月29日、顔認証機能を備えたシンクライアント製品を販売すると発表した。汎用PCをカスタマイズしてシンクライアント化して販売するサービス「Smart Secure Client」のメニューの1つとして販売する。顔認証の仕組みにはソリトンシステムズの多要素認証ソフト「SmartOn ID」を利用する。販売目標は、3年間で100社。
Smart Secure Clientは、汎用PCをカスタマイズしてシンクライアント化して販売するサービスである。今回、Smart Secure Clientのメニューを拡充し、顔認証機能を備えたシンクライアントを販売開始した(図1)。内蔵カメラで映した顔画像を用いてユーザーを認証する仕組みをとる。
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ユーザーがパスワードを覚えたり、認証用の外部デバイスを携帯したりする必要がないため、利便性を確保したままユーザー認証のセキュリティを高められる。また、大規模導入時にシステム運用管理者の負担を軽減する機能として、社員の顔写真を用いて生体情報を一括登録する機能や、アカウント情報/ログイン履歴などの一元管理機能などを備える。
顔認証の仕組みとして、ソリトンシステムズの多要素認証ソフト「SmartOn ID」を採用した。ICカードや生体認証などを用いた多要素認証機能を提供する。PC利用時の認証を強化するとともに、USBメモリーなどの外部デバイスへのアクセスなどを制御する機能も提供する。
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