[事例ニュース]

日本KFCがCASBサービスを導入、クラウド利用申請の承認を自動化

2019年2月12日(火)IT Leaders編集部

日本ケンタッキー・フライド・チキンの持株会社である日本KFCホールディングスが、米SymantecのCASB(Cloud Access Security Broker)サービス「Symantec CloudSOC」を導入した。導入を支援したマクニカネットワークスが2019年2月8日に発表した。

 マクニカネットワークスのSymantec CloudSOCは、利用が許可されたクラウドサービスを視覚化して制御する機能を提供するCASBサービスである。業務部門が自前で契約して利用しているシャドーITへの対策が可能となる。

 日本KFCホールディングスでは、約3年前からクラウドサービスを利用するニーズが増えはじめた。これにともない、情報システム部門の作業負担が増加した。情報システム部門は、社員からクラウドサービスの利用申請があった際に、該当サービスの信頼性を審査したうえで、承認を行っていた。また、Webブラウザだけで利用できるものは、社員が申請をせずに独自に利用している可能性もあった。

 CloudSOCを導入し、各クラウドサービスの信頼性・危険度を表すスコア判定機能を活用した。これにより、情報システム部門がこれまで手作業で行ってきた調査や作業の負荷を軽減(図1)。社員のクラウドサービスの利用状況を可視化したことで、シャドーITによる情報漏洩リスクも軽減している。

図1:利用申請があったクラウドサービスの承認手続きを自動化できるようになった(出典:マクニカネットワークス)図1:利用申請があったクラウドサービスの承認手続きを自動化できるようになった(出典:マクニカネットワークス)
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 日本KFCホールディングスでは、クラウドサービス利用における社内ルールの策定や、ガバナンスの担保、コンプライアンス順守に向けた基盤の構築にもCloudSOCを活用している。

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