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ハンモック、OCRソフト「AnyForm OCR」新版で手書き日本語の認識率を強化

2019年2月21日(木)IT Leaders編集部

ハンモックは2019年2月20日、取引先ごとの帳票を読み取れるOCR(光学文字認識)ソフトウェアの新版「AnyForm OCR Ver.5.2」を発表した。新版では、EduLabが提供するAI OCRサービス「DEEP READ」と連携し、手書き日本語の認識率を向上させている。

 AnyForm OCRは、取引先ごとの帳票を読み取れるOCRソフトウェアである。帳票ごとにOCR項目を座標指定する従来方式のほかに、個別帳票設計は不要でOCR処理したい項目(キーワード)を登録する方式がとれる。これにより、これまでOCR化が難しかった取引先ごとの帳票を処理できるようにしている。

図1:「DEEP READ」を活用したOCR処理イメージ(出典:ハンモック)図1:「DEEP READ」を活用したOCR処理イメージ(出典:ハンモック)

 今回の新版では、手書きの文字の認識精度を高めるオプションとして、AI OCR機能を用意した(図1)。手書きの人名や住所などを高精度に読み取れるとしている。なお、同機能を利用する際にはインターネット接続が必要になる。

 AnyForm OCRが標準で備えている手書きOCR機能の性能も高めた。手書きOCRエンジンに認識精度を向上させるための設定を追加したことで、ファクス送信によってノイズやかすれが生じた場合でも、これまでよりも高精度に認識できるとしている。また、新たに深層学習エンジンを搭載し、チェックマークなどのマークを認識できるようにした。

 キーワードOCR機能も改善し、データ位置を特定する性能を高めた。位置を誤判定するケースがあった時に、該当箇所は誤りであることを簡単に学習させられるようにした。

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