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アズジェント、ファイル無害化ソフト「Votiro」に新版、管理画面をGUI化し統計情報を可視化

2019年2月28日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

アズジェントは2019年2月28日、ファイル無害化ソフト「Votiro Disarmer」(旧称はVotiro Secure Data Sanitization)の新版(Ver.8.2)を発表、同日販売を開始した。新版では、管理画面をGUI化した。無害化のポリシーをGUIで設定できるようになったほか、無害化状況を可視化できるようになった。価格(税別)は322万円からで、販売目標は2019年度に200社。開発会社はイスラエルのVotiro。

 Votiro Disarmerは、ファイルに含まれる不正やマクロなどを除去して無害化するセキュリティソフトである(画面1)。使い方に応じて、Web APIを介して受け取ったファイルを無害化する製品、ファイルサーバーと連携してファイルサーバー上のファイルを無害化する製品、メールサーバーと連携してメールに含まれる添付ファイルを無害化する製品、がある。

画面1:Votiro Disarmerの画面(出典:アズジェント)画面1:Votiro Disarmerの画面(出典:アズジェント)
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 Votiro Disarmerがファイルを無害化する方法はユニークである。Word形式やExcel形式といったファイル形式を判断し、これらを構成する上で必要のないデータをバイナリ目線で削除する、という仕組みである。この結果として、これらのファイルから不正なマクロやコードを除外できるという寸法である。文書ファイルに埋め込まれている画像やオブジェクトも再帰的に無害化する。

 無害化できるファイル形式は、Microsoft Office、PDF、一太郎、画像(BMP、GIF、PNG、JPGなど)、メール形式ファイル(PST、EML)、アーカイブファイル(ZIP、TAR、RAR、GZIP)などである。新版では、CAD(コンピュータによるデザイン)形式であるJWWやSXF(SFCとP21)も無害化できるようにした。また、復号パスワードの入力によってパスワード付きのアーカイブファイル(ZIP、RAR、7Z)も無害化できるようにした。

 新版では、管理画面をGUI化した。ポータル画面に、無害化処理したファイル数、ファイルタイプ、無害化処理時間の平均時間といった統計状況を表示できるようにした。組織内の無害化状況を簡単に把握できるようになった。

 従来は無害化ポリシーをXML形式で記載する必要があったが、GUI化によって、ファイルタイプ別のアクション(無害化する、無害化しない、ブロックする、など)を簡単に設定できるようにした。特定のメールアドレスから添付ファイルを受信した際には無害化を行わない、といった例外処理も行えるようにした。

 無害化したファイルのオリジナルファイル(アーカイブした無害化前ファイル)を最新のウイルス定義ファイルで定期的に再スキャンし、マルウェアを検知した場合、管理画面に表示するようにした。これにより、Votiro Disarmerが防いだゼロデイ攻撃を把握できる。

 価格(税別)は、以下の通り。「Votiro Disarmer Email Connector」(メール連携)は、627万円から。「Votiro Disarmer File Connector」(ファイルサーバー連携)は、322万円から。「Votiro Disarmer Web Service」(Web API連携)は、322万円から。

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