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ハートコア、業務プロセスを可視化するプロセスマイニングソフト「myInvenio」を販売

2019年3月13日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ハートコアは2019年3月12日、業務プロセスを可視化するプロセスマイニングソフトウェア「myInvenio(マイインヴェニオ)」の日本語版を発表した。無駄な業務やボトルネックを発見できるほか、RPA化に適したプロセスを発見できる。2019年3月11日から提供している。

 myInvenioは、プロセスマイニング(Process Mining)ソフトである。業務システムから取得したログやシステムデータを使って、業務プロセスのフロー図を生成する。業務プロセスを、「頻度(プロセスの回数)」と「数値(プロセス間のリードタイム、各プロセスの処理時間の平均、最大、最小、中央値)」の2つの観点で可視化する(図1)。

画面1:myInvenioの画面(出典:ハートコア)画面1:myInvenioの画面(出典:ハートコア)
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 標準プロセスに準拠しているかどうかをチェックする適合性検査ができる。あらかじめ定義しておいた標準プロセス(to-be)と、ログファイルから取得した現状のプロセス(as-is)を比較する。乖離している部分を可視化するとともに、乖離率をデータとして算出する。

 想定外の業務プロセス、再処理の回数、想定外の人物による業務、などの履歴を可視化する。これにより、コンプライアンスへの準拠状況や、社内業務における標準化の浸透状況を把握できる。

 分析ダッシュボードでは、ログから計算したプロセスごとのパフォーマンスのサマリーを表示する。プロセス全体におけるボトルネックを把握できるので、業務改善案の立案や社内リソースの最適化などに役立つ。例えば、「何回も手直しが発生する傾向にある社内業務」や、「対応が遅れがちな社内部署や担当者」、「煩雑な支払処理が発生しているサプライヤー」などが分かる。

 各業務で定義したKPIをパラメータとして設定することで、実データから算出した目標達成率と、部門と個人のパフォーマンスを容易に可視化できる。

 人物相関図も分かる。プロセスにおける業務遂行者を切り口に分析できる。業務が集中している個人や部門を把握できるだけでなく、「誰(どの部門)と誰(どの部門)が作業を共同で行っているか」や「誰(どの部門)と誰(どの部門)が近しい業務を行っているか」といった相関図を用いて、業務遂行者の関係性を視覚化できる。

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