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KDDI、作業現場から4K映像をリアルタイムに伝送するAR遠隔作業支援システムを開発

2019年3月13日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

KDDIは2019年3月13日、作業現場から4K解像度の映像をリアルタイムに伝送できるAR遠隔作業支援システム「VistaFinder Mx」を開発したと発表した。2019年6月以降に販売を開始する予定である。

 KDDIの「VistaFinder Mx」は、作業現場から4K解像度の映像をリアルタイムに伝送できるAR遠隔作業支援システムである。4G LTEや5Gのネットワークを経由し、数十Mビット/秒で4K/60p映像(H.264/AVC形式)を伝送する(図1)。2019年夏以降は、H.265/HEVCを使えるようにする。

図1:VistaFinder Mxの概要(出典:KDDI)図1:VistaFinder Mxの概要(出典:KDDI)
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 MPEG符号化・復号・処理ソフトウェア「MP-Factory」(KDDI総合研究所が開発)を搭載する。4K解像度の鮮明な映像を伝送することにより、映像を見ながら複雑な機器をメンテナンスしたり、映像から機器番号を読み取ったりできるようになる。作業現場での作業効率が向上するほか、ヒューマンエラーが減る。

 背景について同社は、4K解像度の映像を扱えるウェアラブルカメラや、エッジコンピュータとして活用できる小型高性能PCが登場したことがある。4K解像度の映像を撮影して伝送することが現実的になってきていることを挙げる。

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