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キヤノンITS、需要予測・需給計画ソフトに新版、検査リードタイムを考慮した計画が可能に

2019年3月27日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

キヤノンITソリューションズは2019年3月27日、需要予測・需給計画ソフトの新版「FOREMAST Ver.3.1」を発表した。同年4月1日から提供する。新版では、生産完了後の検査リードタイムを自動的に考慮して受給計画を立てられるようにロジックを強化した。価格(税別)は3000万円から。

 キヤノンITソリューションズのFOREMASTは、需要予測と需給計画を立案するソフトである。欠品を出さないことと、在庫の削減を両立できるように支援する。科学的な需要予測に基付いて在庫管理を行うことによって、需給計画業務を改善するとしている。

 2017年11月に提供を開始した現行のメジャーリリース(3.0)では、出荷期限を考慮して補充計画を立てる機能を追加した。廃棄ロスが大きな課題となっている食品業界での採用が進んだ。

 今回の新版(マイナーリリース)では、出荷前検査が必要な製造業に向けた機能を強化した。検査リードタイムを考慮して受給計画を立てられるようにした。検査中の在庫と出荷可能な在庫を表示できるようにした(画面1)。

画面1:FOREMAST Ver3.1の画面。検査リードタイムを考慮した在庫計算機能と臨時転送計画立案機能を追加した(出典:キヤノンITソリューションズ)画面1:FOREMAST Ver3.1の画面。検査リードタイムを考慮した在庫計算機能と臨時転送計画立案機能を追加した(出典:キヤノンITソリューションズ)
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 また、需給業務の担当者が使い勝手よく作業できる機能として、商品カテゴリでの計画値の編集機能を改善した。商品分類などのカテゴリ単位で入力・修正した販売計画を、単品単位に自動で展開できるようにした。

 エントリ系作業の負荷を軽減するための機能として、マスターデータと計画データを外部からインポートできるようにした。また、在庫転送計画業務においては、通常のルートやタイミングではない臨時の転送計画を立案できるようにした。

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