[市場動向]

NECグループ、AIと人権に関するポリシーを策定

2019年4月3日(水)IT Leaders編集部

NECは2019年4月2日、「NECグループ AIと人権に関するポリシー」を策定したと発表した。AIの社会実装や生体情報をはじめとするデータの利活用に関し、プライバシーへの配慮や人権の尊重を最優先して事業活動を推進するための指針として策定した。7つの項目で構成する。

 NECは、NECグループに共通する、AIと人権に関するポリシーを策定した。同社のデジタルトラスト推進本部が中心となり、技術部門、サステナビリティ部門、リスク管理部門、マーケティング部門、関連事業部門などの専門要員で検討を行い、外部の有識者・NPO・消費者など様々なステークホルダーとの対話を行ったうえで策定した。今後は、同ポリシーに基づいて事業活動を展開していく。

 NECグループは、本ポリシーをもとに、主に以下の3点に取り組む。(1)AIの利活用が、NECグループ社員だけでなくユーザーやパートナにおいても適正な用途で行われること、(2)AIの利活用促進に向けた技術開発と人材の育成を行うこと、(3)AIの利活用に関して、さまざまなステークホルダーとの連携・協働を促進すること、である。

 ポリシーの具体的な内容は表1の通り。

表1:ポリシーの具体的な内容
公平性 NECは、AIの利活用において、判断結果に偏りが生じる可能性を常に認識し、個人が不当な差別を受けないように努めます。
プライバシー NECは、AIの利活用において個人のプライバシーに配慮し保護するよう努めます。
透明性 NECは、私たちのAIの利活用において、判断結果の説明が可能となる仕組みの構築を目指します。
説明する責任 NECは、AIの利活用による効果・価値・影響について、適切な説明を行い、全てのステークホルダーから理解が得られるよう努めます。
適正利用 NECは、AIの利活用において人権を尊重した適正な用途で利用するよう努めます。お客さまやパートナーのAIの利活用において、NECは、私たちの製品・サービスを提供する際には、人権を尊重した適正な用途で利用されるよう努めます。
AIの発展と人材育成 NECは、AIの利活用促進に向けて、有用で最先端の技術開発と、人材の育成に努めます。
マルチステークホルダーとの対話 NECは、私たちのAIが人権課題を発生させることがないよう、自社だけでなく第三者の視点や意見を取り入れるため、外部有識者を含めた様々なステークホルダーとの連携・協働を促進します。
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