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システム監視ソフト新版「Zabbix 4.2」、プロキシでのデータ集約で大規模監視の負荷を軽減

2019年4月4日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ラトビア共和国のZabbixの日本支社であるZabbix Japanは2018年10月3日、システム/ネットワーク監視ソフトの新版「Zabbix 4.2」を発表した。ZabbixはLinux上で動作するオープンソースソフトウェア(OSS)。新たに複数のOSプラットフォーム用の公式パッケージを追加したほか、プロキシ(分散監視)の機能強化など、大規模な環境のための機能を強化した。

 Zabbixは、OSSのシステム/ネットワーク監視ソフトである(関連記事システム監視ソフト新版「Zabbix 4.0」、新たにHTTPエージェントを追加、見栄えも強化)。専用のエージェントソフト(各種UNIX/LinuxやWindowsで稼働)を用いたサーバー監視、SNMP監視、リモートログイン(SSH)とコマンド実行による監視、ポート監視(ネットワークサービスの死活監視)など、各種の方法で監視できる。Web管理画面で利用できる(画面1)。

画面1:Zabbixの画面(出典:Zabbix Japan)画面1:Zabbixの画面(出典:Zabbix Japan)
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 新版では、プロキシ(分散監視)の機能も強化した。同じデータを連続で受信した場合は監視データを保存しないようにして、監視データをより効率よく保存できるようにした。この処理は、Zabbixプロキシ上で実行する。これにより、大規模な環境でもZabbixサーバーに負荷をかけずに、毎秒数100万の監視データを収集できるようになった。

 新版では、Zabbixサーバーの稼働OSも増やした。Raspberry PiとSUSE Enterprise Linux Serverに向けて、公式パッケージとDockerイメージを新たに公開した。
 他の監視ツールとの連携も強化した。クラウド監視ツールの1つ、Prometheus(プロメテウス)のデータ収集モジュール(exporter)から監視データを収集できるようにした。

 PostgreSQLの拡張で、時系列データベースのTimescaleDBに監視データを保存できるようにした。大量の監視データを保存する場合はデータベースの負荷が問題となりやすいが、TimescaleDBを使うことで、データベースの複雑なチューニングや管理を行うことなく、効率よくデータを保存できるとしている。

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Zabbix / システム監視 / PostgreSQL / Linux

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