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三菱UFJイノベーション・パートナーズ、投資管理にSalesforce Sales CloudとEinstein Analyticsを採用

2019年4月5日(金)IT Leaders編集部

投資専門会社の三菱UFJイノベーション・パートナーズ(MUIP)は、FinTech関連スタートアップ企業への投資を管理するため、Salesforce Sales CloudとSalesforce Einstein Analyticsを採用した。セールスフォース・ドットコムが2019年4月4日に発表。同社によるとテストから稼働まで約1カ月で実現したという。

 三菱UFJイノベーション・パートナーズ(MUIP)は、2019年1月に三菱UFJフィナンシャル・グループが設立した投資専門会社である。設立の背景として、FinTech関連スタートアップ企業に対する投資が大型化し、同時に金融機関や金融機関以外の異業種による戦略投資も活発になっている状況を挙げる。これらの環境変化に対応するために設立した。

 今回、FinTech関連スタートアップ企業を対象とした投資先の管理と投資のパフォーマンスの管理のため、Sales CloudとEinstein Analyticsを採用した。投資先に関連する情報をSales Cloudに集約するとともに、Einstein Analyticsによって投資先の投資金額とパフォーマンスを可視化する(画面1)。

図1:Einstein Analyticsのイメージ画面(出典:セールスフォース・ドットコム)図1:Einstein Analyticsのイメージ画面(出典:セールスフォース・ドットコム)
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 Salesforceに対しては、開発期間が短く運用後もエンドユーザー側で柔軟に仕様変更ができる点や、セキュリティの堅牢さを評価した。今後は、投資に関連する各種決裁フローもSalesforce上で運用する予定である。

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