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信頼性と暗号化を強化した商用DB「PowerGres Plus」に新版、PostgreSQL 10ベースに

2019年4月17日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

オープンソースソフトウェア(OSS)のサポート/サービスを手がけるSRA OSS日本支社は2019年4月17日、リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)の新版「PowerGres Plus V10」を発表、同日に販売・出荷を開始した。新版では、ベースとなるPostgreSQLのバージョンをPostgreSQL 9.4から現行版のPostgreSQL 10にアップ。これにより、論理レプリケーション、宣言的テーブルパーティショニング、SCRAM認証などの機能が利用できるようになった。

 PowerGresファミリーは、OSSのRDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)であるPostgreSQLをベースに、SRA OSSが企画化した商用版に当たる。PostgreSQLを使いやすくパッケージ化するとともに、SRA OSSのサポートサービスを組み合わせて提供する。Linux版とWindows版がある。

 PowerGres Plusは、PowerGresファミリーの機能上位エディションに当たる。富士通からデータベース技術の供給を受け、ベースとなるPostgreSQLに機能拡張を加えている。これにより、信頼性やセキュリティ機能を強化している。

 信頼性では、トランザクションログを2重化し、ディスクの破損によってデータが損失しないようにしている。セキュリティ機能は、格納データやトランザクションログ、一時ファイルなどをAESで透過的に暗号化する機能を備えている。暗号化では、XeonのAES-NI命令を活用して性能の劣化を抑えている。

 今回の新版では、ベースとなるPostgreSQLのバージョンを現行のPostgreSQL 10にした。これにより、論理レプリケーション、宣言的テーブルパーティショニング、SCRAM認証などの機能が利用できるようになった(図1関連記事SRAOSSが商用DBMS「PowerGres V9.6」を販売―パラレルクエリやUPSERTなどを強化)。

図1:PowerGres Plus V9.4と比べてPowerGres Plus V10で利用できるようになった新機能(PostgreSQL 10に準拠)の概要(出典:SRA OSS日本支社)図1:PowerGres Plus V9.4と比べてPowerGres Plus V10で利用できるようになった新機能(PostgreSQL 10に準拠)の概要(出典:SRA OSS日本支社)
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 価格(税別)は、Linux版とWindows版で同じ。サポート時間がビジネスタイムの場合、初年度サポート付きで1サーバー1CPUが22万8000円、1サーバー2CPUが37万8000円、1サーバー4CPUが67万8000円。サポート時間が24時間365日の場合、初年度サポート付きで1サーバー1CPUが47万8000円、1サーバー2CPUが77万8000円、1サーバー4CPUが137万8000円。

 次年度以降のサポート費用は、サポート時間がビジネスタイムの場合、1サーバー1CPUが15万円、1サーバー2CPUが30万円、1サーバー4CPUが60万円。サポート時間が24時間365日の場合、1サーバー1CPUが40万円、1サーバー2CPUが70万円、1サーバー3CPUが130万円。初年度の費用から1年間のサポート費用を差し引いた金額は、一律で7万8000円になっている。

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PostgreSQL / SRA / PowerGres / RDBMS

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信頼性と暗号化を強化した商用DB「PowerGres Plus」に新版、PostgreSQL 10ベースに オープンソースソフトウェア(OSS)のサポート/サービスを手がけるSRA OSS日本支社は2019年4月17日、リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)の新版「PowerGres Plus V10」を発表、同日に販売・出荷を開始した。新版では、ベースとなるPostgreSQLのバージョンをPostgreSQL 9.4から現行版のPostgreSQL 10にアップ。これにより、論理レプリケーション、宣言的テーブルパーティショニング、SCRAM認証などの機能が利用できるようになった。

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