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インヴェンティット、私物SIMを禁止できるMDMサービスを機能強化、iOS/AndroidもSIM監視可能に

2019年4月25日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

インヴェンティットは2019年4月25日、クラウド型のMDM(モバイルデバイス管理)サービス「mobiconnect(モビコネクト)」を強化した。今回、モバイル通信SIMの抜き差しを監視できる対象OSを拡大し、WindowsだけでなくiOSとAndroidも監視できるようにした。

 インヴェンティットの「mobiconnect(モビコネクト)」は、クラウド型のMDM(モバイルデバイス管理)サービスである。端末紛失時の情報漏洩対策や、セキュリティポリシーの適用、端末利用状況の監視、アプリケーションの配布など、MDMサービスに求められる機能群を一式揃える。モバイルデバイスのOSとして、Windows、macOS、tvOS、iOS、Androidなど複数のOSを管理できる。

図1:SIM監視機能をWindows/iOS/Androidで利用できるようにした(出典:インヴェンティット)図1:SIM監視機能をWindows/iOS/Androidで利用できるようにした(出典:インヴェンティット)
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 今回の強化では、SIM監視機能の対象OSを増やした。Windowsだけでなく、iOSとAndroidについてもSIM監視機能を利用できるようにしている。SIM監視機能は、企業が支給したSIMを端末から抜いたり、私用のSIMを端末に挿したりした場合に、これを検知して端末をロックする機能である(図1)。

 mobiconnectは、利用する機能に応じて3つのプランを用意している。さらに、オプションサービスとしてウイルス対策などを用意している。需要に応じて、端末紛失時の対策を代行するサポートサービスや管理者トレーニングなども提供する。

 サービス内容と価格(税別)は以下のとおりで、初期費用は3万円となる。

(1)「エントリープラン」は1台あたり年額1800円で、紛失対策やIT資産管理などの最小限の機能を利用できる。

(2)「ベーシックプラン」は1台あたり年額2400円で、エントリープランに加えて、端末に対して無線LANやHTTPプロキシなど各種の設定を施せる管理機能が付く。

(3)「スタンダードプラン」は1台あたり年額3000円で、ファイル管理機能(端末へのファイルの配信や、端末上のファイルの取得)などが付く。

 サポート費用は、紛失時対策代行が1台あたり1800円。管理者トレーニング(3時間まで)は、1回あたり10万円。トレーニング延長(2時間まで)は1回あたり5万円。

 オプション費用は以下のとおり。アプリ配信は機能によって価格が異なり、1台あたり年額1200円から。ウイルス対策はウイルス対策ソフトによって価格が異なり、1台あたり年額1800円から。Webフィルタリング(i-FILTER)は、1台あたり年額2400円。端末認証(電子証明書)は、1台あたり年額2400円。

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