[市場動向]

コニカミノルタ、機能とセキュリティを強化した新複合機「bizhub iシリーズ」を発売

サーバー搭載のWorkplace Hubは「競合と言える製品まだない」と断言

2019年5月9日(木)三浦 優子(フリーランスライター)

コニカミノルタ/コニカミノルタジャパンが、新しいフルカラー複合機「bizhub(ビズハブ)iシリーズ」を発表、2019年5月20日から順次販売を開始する。既存のbizhubシリーズの第2世代製品として、機能・操作性やセキュリティを強化している。コニカミノルタジャパンはワールドワイドで今後2~3年かけて、65万~70万台の販売を目指す。同年4月25日のプレス向け説明会で語られた内容から、新製品の特徴と同社の戦略についてお伝えする。

 コニカミノルタは2019年4月に、サーバー機能を持ったMFP(Multifunction Peripheral/Printer/Product:多機能複合機)「Workplace Hub」の国内販売を開始している(関連記事モダナイズ型の事業創出に注目、コニカミノルタの「Workplace Hub」)。

 今回発表され、5月20日から販売開始される「bizhub iシリーズ」(写真1)は、既存のbizhubシリーズと同様にサーバー機能を持たない複合機である。同社によると、新製品は、Workplace Hubを導入したが、プリント枚数が多くて追加でプリンタ導入が必要になった企業などをターゲットに販売を進めていくという。

写真1:説明会で展示されていたbizhub iシリーズの実機。「bizhub C360i」(左)と「bizhub C4050i」
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写真2:コニカミノルタ 常務執行役 情報機器事業管掌兼オフィス事業本部長の大幸利允氏

 両製品の売り分けについて、コニカミノルタ 取締役 常務執行役 情報機器事業管掌の大幸利充氏(写真2)は、「オフィス内の全セグメントでWorkplace Hubのサーバー機能が必要になるわけではない。MFPは1台で十分という企業にはWorkplace Hubを、プリントボリュームが多い場合にはbizhub iシリーズを追加導入してもらう使い分けが可能」と説明する。

 コニカミノルタジャパンでは、中小企業のセキュリティ強化のため、ネットワーク機器、ITサービスを包含した統合セキュリティ運用サービス提供を開始する。JBCCホールディングス傘下のJBサービスと連携し、複合機を含めた統合セキュリティを提供していく。

今日の企業IT環境に即して機能・操作性とセキュリティを強化

 bizhub iシリーズのラインアップと価格(税別)は、A3カラー複合機「bizhub C360i」(160万円)、「bizhub C300i」(139万円)、「bizhub C250i」(125万円)、A4カラー複合機「bizhub C4050i」(74万8000円)、「bizhub C3320i」(24万8000円)、A4カラープリンタ「bizhub C4000i」(22万3000円)となっている。

 上述のように、bizhub iシリーズはサーバー機能を持たないので、カテゴリーとしては“従来型のMFP”になるが、機能や操作性が既存のbizhubシリーズから一新され、「PCに頼らず、クラウド、モバイル連携などによって高度なITサービスを利用できる入出力機器」(同社)という位置づけになっている。

●Next:bizhub iシリーズの強化点と競合製品に対する優位性は?

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