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ACCESS、キーホルダー型ビーコンで勤怠管理を自動化、クラウドサービス「エリ探 勤怠」を開始

2019年5月28日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ACCESSは2019年5月28日、キーホルダー型の携帯ビーコンを身に付けるだけで勤怠管理が自動でできるクラウドサービス「エリ探(エリタン)勤怠」を発表した。同日付けで販売パートナー向けに提供を開始した。ビーコンによって、実際の勤怠実績を把握できるようになる。月額制のクラウドサービスとして提供する。

 ACCESSの「エリ探 勤怠」は、携帯型ビーコンを活用することによって、客観的な勤怠実績を把握できるようにするクラウドサービスである。BLE(Bluetooth Low Energy)モジュールを搭載した専用の携帯型ビーコンとゲートウェイを用いる。ゲートウェイは、あらかじめ執務エリアや会議室などに設置しておく。これにより、オフィスなどで働く従業員の所在データを取得し、取得したデータから出退勤時刻を抽出し、クラウド経由で勤怠管理システムと連携させる(図1)。

図1:エリ探(エリタン)勤怠の概要(出典:ACCESS)図1:エリ探(エリタン)勤怠の概要(出典:ACCESS)
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 従業員は、ビーコンを携帯して事業所内の特定エリアにいるだけで、出退勤時間を自動的に記録することができる。打刻の手間が省けるだけでなく、打刻忘れや勤務時間の改竄を防止できる。これにより、労働時間の客観的な記録として活用できる。PCやスマートフォンが不要であるため、店舗や工場・倉庫といったデスクワーク以外の職場でも利用できる(関連記事何故か今熱い!進化した「ビーコン」の実力)。

 API連携などを介して既存の勤怠管理システムに勤怠データを引き渡すことができる。現在、チームスピリットの勤怠管理システム「TeamSpirit」とのデータ連携ができているという。今後、対応する勤怠管理システムを拡充していく予定。

 さらに、エリ探 勤怠は、ACCESSのチャットシステム「Linkit」とも連携している。組み合わせて導入することで、例えば違うフロアの同僚の在席を確認して不在であればチャットでメッセージを送るなど、オンラインとフェイストゥフェイスのコミュニケーションとを使い分けられる環境を実現できる。

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